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知覧にて
機会があって、知覧特攻平和記念館に行ってきた。
前々からずっといきたかった。
私の祖父は、戦争にいき、銃弾を3発受け、それでも生きて帰ってきて、そこから事業を起こした。
足の骨に入った銃弾は、最後まで取ることなく、そのままだった。
そんなところから戦争に興味を持った。戦争を知ることでたくさんんのことも知り、感じるようになった。
知覧は、特攻の出発基地だ。爆弾を積んで、敵の空母に突っ込んでいく。
それを20代前後の若者が何百人を旅だった。
どんな想いで、出撃していったのか。
昔から知りたかったし、その想いを感じて、自分も未来を生きたい、今を生きたい、今生きていること、この日本があるのは、あなたたちのおかげですと感謝したいと思っていた。
実際に行って感じたこと。
どんな状況下でも、変わらずに大切なものは、家族や身近な人たちの存在。
その大切な人たちのためなら、なんでもできる。
これは愛情と感謝かなと思った。
明日、死ぬのに、書かれている手紙(遺書?)には、
感謝と残された人に幸せになってほしい想いが大半だった。
本当は、もっとやりたいことがあっただろうに、親孝行したい、家族と一緒に生活したい、ただただ一緒にいたい、一緒にいるだけで幸せなど、裏側にある思いも非常に感じた。
ただ、それは今も共通だなと。
色々考えると、本当に大切なことや望みって、難しいものでもない。
今、当たり前のことかもしれない。
それに気づき、愛情に気づき、感謝に気づき、幸せに気づく、
これも幸せなことだなと改めて思った。
幸せを決めているのは自分自身。その自分自身にどんな環境を用意し、どんな自分になっていくかは、日々の判断の積み重ねの結果だ。
全ては自分自身が選んでいるんだな、自分次第だ。
自分にたくさんの経験や体験、考える機会をもっと与えていこうと思った。