【レビュー】宇多田ヒカル「Science Fiction」を原音に近い音で聴く
「Science Fiction」は宇多田ヒカルさんの初のベストアルバムで、2024年4月10日に発売されました。
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今回は、アーティストの楽曲制作の際に度々使用されてきたといわれる
・SONY MDR-7506
・RME Babyface Pro(FS)
を使用して、楽曲制作時の音に近い音で本アルバムを聴くための環境を構築します。
SONY MDR-7506
MDR-7506は、ソニーのモニターヘッドホンです。
2022年に行われた「Hikaru Utada Live Sessions from Air Studios」や、SNSの投稿などでも本ヘッドホンを使用されていることがわかります。
RME Babyface Pro FS
Babyface Pro FSは、ドイツにあるRMEという会社のオーディオインターフェースです。
主な用途は楽曲制作(DTM)かと思いますが、PCオーディオのDACとして使用されている方も多いのではないでしょうか。
本機も、「プロフェッショナル 仕事の流儀」など過去の映像の中で使用されているのが分かります(撮影時期から厳密には以下は「Babyface Pro」かと思われます)。
おわりに
今回は、アーティストが使用した機材と近いものを使用して曲を聴くことで、ある種のHi-Fi、原音に忠実であることへのアプローチを試みました。
機器の性能に依存せず、アーティストが表現したかったものを高い純度で味わう方法として、参考になりましたら幸いです。