「なつかしのメロヂィ」
多感な時期は通り過ぎたはずなのに、何故だろうか。
懐かしい音楽を聴くと泣けてくる。
当時の思い出が甦ってきて、涙が止まらなかった。
ここ数年が何十年も過去のように感じ、遠い昔の日々。
あの時に聴いた思い出の曲が、今も新鮮で心地良い。
過去に、固執するつもりはないが、側にいた人や、
懐かしい街並みや愛車たちが目の前に現れる。
カーステでヘビロテで聴いていた曲たち、
大声で歌いながら車を走らせて、一人泣いたことも、
多感な時期の大切な思い出の一つ。
もう一度、何も考えないで車を走らせたくなった。
ボリュームを上げて、歌いながら、当てもなく、
何もかも燃え尽きるまで、走らせたくなった。
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