![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79151817/rectangle_large_type_2_92596077b6321e7f944ad5e9bdc1b683.jpeg?width=1200)
「二人の関係性」
今日は、少し暑い日を過ごした気がする。
少し日が長くなったのか、18時でも十分明るい。
体が、冷たいものを、求めるようになった。
駐輪場が一杯で、止める場所がない駅前の路地裏を
うろちょろとしながら、行き交う人々を眺めていた。
自分の肩越しに挨拶を交わす、主婦らしき人物、
肩越しに会話をされて、大きな声同士が飛び交う。
◯◯◯◯◯が通りすぎる?!ニックネームのような、
呼び掛けが双方から飛び出して、こちらが思わず、
吹き出しそうになった。
少しだけ体格の良い方だったので、◯◯◯◯◯が
しっくりくるように見えてしまった。
渾名、愛称、ニックネームって、外で呼び合うと、
通常より聞き耳を立ててしまう。
その渾名の謂れまで、勝手に想像して考えてしまう。
平和な世の中を象徴しているかのような、
お互いにニックネームで呼び合う、お二人の関係性。
羨ましくも微笑ましくもあり、駐輪場の空きスペースを、
探し続けながら歩いていた。
今日は、肩越しの会話を、楽しませてもらった。
◯◯◯◯◯、元気? って、言いたくもなった。
いいなと思ったら応援しよう!
![A-VOCE](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44933941/profile_fc767f76b60c5e593028041783ed909c.png?width=600&crop=1:1,smart)