『今は冷たい芝生だが』
晴れ間が見えた空を見上げ
微かな疑問を抱く如月
其処彼処、行き交う人々は
口々に元気を確認し合う
ガンの群れが一直線に連なり
M字やV字になって往く
桃色に染まる夕陽に背を向けて
音を立てずに飛び去っていく
去ったあと俄に、この上なく
広い空と大地、長閑な空間を
ぐっと、独り占めしたくなった
あの頃に戻ったかのように
暖かくなったら
一緒に寝そべろうと思った
お陰様で、Kindle出版することができました。
皆様方のご支援の賜物です。
本当に、感謝です。
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