『おたのしみ』
耳朶、触ると冷たく
人の流れを縫って歩き
体の内から温めて
夕焼け空に逢いたくて
一息に街中を駆け抜ける
空気は澄んでいて
今日も茜色と桃色の空
出会うことができた
温まったものを分け与え
代わりに手のひらに
何かを残していった
無くさないように
思わず
ポケットに仕舞い込んだ
家に帰ってから
楽しみに見てみようと
触れてみようと
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