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生命の不思議➃私なりに口の中を伝えます

看護師としての経験です。
口の中は意識しないと、
あたりまえの世界です。

大人の歯は2度と生えてこない。
後悔先に立たず。
若い頃からの口腔内の意識が大事です。

食道と気管は接しているので、
間違わず食道にはいるのはすごいです。

間違って気管に入っても、
むせる、
咳が出る(咳嗽反射)
などでよぼうされます。

高齢になり、
機能が低下すると、
静かな誤飲(サイレント アスピレーション)
誤飲しても咳が出ず、
知らず知らず誤飲性肺炎になってしまいます。

私は、
口腔外科の病棟にもいました。

消化器専門の病院にいる時、
頭頚部もやっていたので、
歯科、
口腔外科ができたのです。

当時はめずらしかったです。

健康保険が医科と歯科で違うので、
歯科でも健康保険証を提出しますが、
ちょっとした違いがあるのです。

歯は歯科になります。
それ以外は医科になります。
健康保険の制度なので知らなくてもいいです。

歯は、
噛み砕いて、
唾液がでて、
食道から胃へと食べ物が運ばれます。

歯はすりこぎの役割をします。

赤ちゃんは乳歯が生えるまでは、
ミルクで栄養を取ります。
乳歯が少しずつ生え、
離乳食のなります。
食べる練習です。
歯が生え変わると、
その後は一生のお付き合いです。

虫歯になって治したり、
抜歯したり、
治療も多岐にわたっています。

昔は総義歯が多かったのですが、
今は部分義歯のかたも多いです。

体重の増減や歯茎自体が痩せて、
義歯が合わない人が多いです。

口腔外科では、
歯だけでなく、
口腔内や舌の病気に対応していました。

その頃は、
予防医学は今ほど発展していませんでした。

口腔外科に勤めるようになり、
口腔内や歯の大切さをより知りました。

数ヶ月に1度は口の中を見てもらい、
歯石除去、
かみ合わせのつチェック、
歯ブラシの指導などしてもらってます。

不具合が起きても、
都合をきかせてもらい、
かかりつけの有り難さを感じています。

口腔ケアといわれる、
口の中を綺麗にしておくのは、
日頃の習慣が大切です。

特に高齢者、
認知症はやっていきたいものです。

年をとると何でも億劫になるので、
日頃の習慣化は大事です。

高齢者は、
身体の機能が衰え誤飲しやすくなります。
ただでさえ、
肺炎になりやすいので、
口腔内が汚いとリスクが高くなります。

病院や介護施設が、
口腔ケアに力を入れているのは、
こういう理由もあります。

歯は生まれたときから、
一生のものです。

私が子供の頃は、
虫歯になったら歯医者に行くものでした。
だからきれいな歯ではありません。

歯を大事にしましょう。
そして予防をしていきましょう。

人間は不思議です。
再生しないものもあるのです。
たまに色々考えてみることもいいかも。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。






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