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「MEXCBT(メクビット)」と「学習eポータル」について

情報教育支援プラットフォーム ELDI(エルディ) 事務局員の寺西です。

MEXCBT?メクビットって読むの?
学習eポータル? 「ポータルサイト」って聞いたことがあるけれど・・・
そう思う方も多いかと思います。

この両者は、文科省が進めている施策の中で生まれている「モノ」なので、デジタルの力で学習者主体の学びを生み、自己調整学習を進めるにあたり、期待されているものになります。

MEXCBT(メクビット)とは、文部科学省CBTシステムの名称です。

上記サイトには、MEXCBTの活用事例が紹介されています。
そして、令和5年4月に行われる全国学力・学習状況調査では、中学校英語の「話すこと」調査において、このMEXCBTを利用することになっています。
※2月6日(月)から中学校での事前検証が開始されています。

MEXCBTを利用するためには、「学習eポータル標準モデル」に準拠した「学習eポータル」(ソフトウェアの一般名称)を経由する必要があります。
そして、2022年11月現在、「学習eポータル」には5つの製品が提供されています。
※「学習eポータル」に関することは、一般社団法人ICT CONNECT 21が提供する「学習eポータル まとめサイト」詳しくまとめられています。


上記だけお読みになると「えっ?学習eポータル不要で、MEXCBTだけでよくない?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
その疑問に答えた一文が、上記まとめサイトにあります。

学習eポータルは、文部科学省が運営するCBTであるMEXCBT (メクビット)、デジタル教科書・教材やさまざまな学習用ツールを利用するときのハブとして、またスタディ・ログの活用のハブとしての役割を持ちます。

学習eポータル まとめサイト

端的に申せば、学習者は、PC /タブレットを開いたら、学習eポータルの画面が現れ、ログインすれば、今まで別々にログインが必要だったデジタル教科書・教材や学習用ツールが利用できるようになる、というわけです。
MEXCBTは、そのツールの1つ、という位置付けですね。


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