ウガンダレポート│「自分がやりたいことって何だろう?」キャリアトーク
世代を超えて連鎖する貧困からの脱却を目指し、PLASが2021年に新たに立ち上げたSMILE事業。この事業はウガンダで行われており、【農業研修】【治療環境を良くするためのアドヒアランス向上研修】【カウンセリング】【グループ貯蓄】の4方面から支援を届けていきます。
今回はSMILE事業の一環として今年の1月に行われたキャリアトークの様子をお伝えします。
キャリアトークに行かなくちゃ
キャリアトークが行われたのは、現地協力団体のヒーレコーズオフィスです。
キャリアトークとは、様々な職業で実際に働いている方々を招いて、実際の仕事について話を聞ける場です。
安全面の観点から、子どもたちのみで開催場所のヒ―レコーズオフィスに来させることに抵抗のある保護者も多く、各村で保護者が1人代表になって子どもたちを引率してきたり、寄宿学校の生徒を迎えに行って一緒に来たりしました。
保護者数は7名ほどで、キャリアトーク開催中は一緒に後ろに座って参加してもらいました。
地域の小学校の校長先生がアイスブレイクを担当してくださり、いよいよ始まります!
キャリアトークが始まるよ!
学校の先生、弁護士、ビジネス先駆者(経営者)、エンジニア、看護師の5人の方々をお迎えして、
・「実際にどんなことをしているのか?」
・「なぜその職業を選んだか?」
など、様々な内容で自身が就いている職業について話してもらいました。
(写真:女の子に憧れが多かったナース。これから夜勤だという。)
(写真:意外とファンキーな恰好の弁護士さん。)
終了後に子どもたちに話を聞くと、「一番興味を引かれたのは学校の先生!」「わたしは看護師!」など、一番名前が挙がったのが学校の先生、続いて看護師、エンジニアでした。
キャリアトークに参加する事で、今まで知らなかった職業にであったり、自分のやりたいことは何なのか、考えるきっかけを得たりします。子どものうちから、自分の将来について考えることで、勉強に対してのモチベーションアップにも繋がるでしょう。
子どもたちが真剣に話を聞き、積極的に質問している姿を見て、1人1人の将来に少しでも役に立てば良いなと切に願いました。
これからもシングルマザーと子どもたちが未来に向けて前向きに歩んでいけるよう、活動をつづけていきます。
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こうした活動が出来るのは日本の皆様の温かい支援のおかげです。
継続的に活動を応援、支援してくださる方がいらっしゃいましたら、PLASのマンスリーサポーターをご検討いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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