<第43回>葉っぱが黒くなる原因を探る
今日は葉っぱにできた黒い斑点についてお話をしていきます。どうぞ最後までよろしくお願いします。
この内容はRadiotalkでも配信をしています。
パキポディウム を種から育てているのですが、葉っぱが黒くなる株が出てきました。
いっとき観察をしていたのですが、要因が多すぎて何なのかがよくわかりません。
そこで葉っぱが黒くなる原因を調べて見ました。
まず1つめ、葉やけ
2つめ、黒斑病
3つめ、すす病
4つめ、根腐れ
まずは1つ目の葉焼けについてです。
多肉植物の葉やけは、まさに葉っぱが日焼けしたような状態になります。
すぐに黒っぽくなることもありますが、黄色っぽくなったり、茶色っぽくなったりもします。
室内管理していたものを、急に外に出したときにも出やすいのですが、日差しが強い日に日光浴してしまっても焼けてしまうことがあります。
日がたつと、枯れ込んだようになってしまいます。だけど、葉っぱが傷んでも株は生きていることが多いです。
次に2つ目。黒斑病です。
多肉植物の葉っぱに黒い点ができていたので、黒点病かな?と思いました。
というのも、黒点病や黒斑病であれば、黒い点やシミが時間とともに広がっていくからです。
黒点病はカビなどの菌による病気ですから、症状が広がりかつ、他の植物に感染することがあるといわれているので注意が必要です。
実は、実生ということでずっと土を湿った状態にさせていました。ですので、カビが原因なのかな?とも思っています。
3つ目すす病
すす病という病気でも、葉っぱが黒くなります。
しかし、すす病の原因は、害虫が出した分泌液に菌が繁殖して、黒い菌糸で覆われることが要因になるので、どちらかというと、目に見えてザラザラしていることがわかります。
最後は根腐れ。
多肉植物は根腐れを起こしたり、根っこに問題が起こると、葉っぱに変化が出てきます。
黒くなると限定できませんが、変色していきます。以前の回でもお話はしましたが、根腐れは葉っぱの先が枯れこむまたは黒くなることがあるので、そこをシグナルにすると良いと思います。
このように様々あるのですが、どれが原因なのでしょうか。
おそらく、日焼けか黒斑病だと思っています。
というのも、ここ最近ちょっとだけ雨が降っては強い日差しに当たったり、前述した通り湿りっぱなしにしているにも関わらず、風が弱かったりと条件は揃っているからです。また、古い葉っぱが黒くなっているので、もしや〜と思っています。
ただ、後者、カビの場合には隔離しておかないといけないですね。
もう少し様子を見て見たいと思います。
今日は以上です。いかがだったでしょうか。
小さい苗の時の病気はよくわからないことが多くあります。
ですので、これが絶対だというのではなくて、観察をして、時には図書館に足を運び勉強をしたいものです。
それでは今日も良い1日を。
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