<第16回>根腐れを防止する方法を土質から考える。
<第15回>はRadiotalkのみ配信しています。
第14回に引き続き、根腐れについてお話をしていきたいと思います。
今日も最後までよろしくお願いします。
この内容はRadiotalkでも配信をしています。
第14回の繰り返しになってしまうのですが、そもそも、根腐れとはどのような状態か、ご存知でしょうか。
根腐れは根が酸素を吸えず、細胞が窒息してしまい、腐ってしまう状態を言います。一部そのような状態になると、他の健康な根も根腐れを起こし始め、最後は植物本体が腐り始めるという状態です。ですので、早期発見、早期対処がとっても重要になるのです。
前回は根腐れの予兆についてお話をさせていただきました。
今回は土質についてお話をしていきましょう。
土質がどのようなものであれば根腐れを起こすのですか?
という質問があるのですが、この質問については、環境そしてあなたの水のやり方次第です。とお答えするしかありません。
例えば、パキポディウム の土を作る際、現地の土に近いよう粘土質に近いような配合にしたとします。それで、夏だからということで水をどんどんやります。そうしたら何が起こるのか、これは環境によって異なります。
例えば、風が強いビルやマンションの10階以上であれば問題なく育つし、根腐れも起こさないでしょう。しかし、1階や2階程度のマンションや家で同じような水やりをしては鉢の中が乾かず根腐れを起こします。
もし、現地の土質に近くしようと考えて、粘土質に近い土で育てる場合、マンションの低層階や戸建などでは水やりを通常より控えめにやる必要があると思われます。
これは、たとえ話ですので簡単にしていますが、その家の日照状況や風通しなどなど様々な条件を見て土質を考え、水やりを変えなければいけません。
さて、本題の土質ですが、私個人としては一般的に売られている〜用の土をベースに使用すれば良いと考えています。
もし、風通しが悪い場合には、赤玉土を入れたりするなどして排水性を良くしましょう。植物専用の土であれば根が育ちやすい配合となっているはずなので、難しく考える必要はありません。
しかし、この土をそのまま3年も4年も使っていいというわけではありません。最低でも1年〜2年内には植え替えをしてあげましょう。
水やりをしていると、土が砕けて土の間の隙間をなくし、結果的に水はけの悪い土質へと変わります。ですので、同じ土を使い続けるということは行わず、定期的に変えてあげましょう。
いかがだったでしょうか?今日は根腐れの原因についてが土質から起こるという視点で、土についてそして土の作り方についてお話をしていきました。
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今日から数日間天気が悪いようです。
せっかくのお休みですが、家でゆっくりとされるのも良いかもしれません。
それでは今日も良い1日を。
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