<第40回>トマトの育て方〜苗の植え方について〜
36回からミニトマトの育て方を見ています。
そして、前回はプランターそして、土について見ていきましたので、今回は苗の植え付け方について短めに見ていきます。
今日の配信もRadiotalkで行なっています。
満を辞して土を入れて、さぁ植え付けよう!と思ったとき、ちょっとだけ待っていただきたいのです。
というのも、プランターに土を入れた時には土の量に対して十分の一ほどの水をまず入れて土に空気が入るようにかき混ぜてください。
こうすることで、土の馴染みが良くなり植える時も苗が安定しますし、より良い環境を作ることができます。
ちょっとだけ湿り気のあるふんわりとした土を作ることができたら、植える位置を決め、その場所に苗が入るぐらいの大きさの穴を開けましょう。
茎が埋まるほど深く入れないでくださいね。
次に、苗の状況です。花芽は出ていますか?
これは諸説あるのですが、花芽が出ている時に植え付けるのがベストです。逆を言えば、すぐに植えたいのであれば花芽がついてあるものを選びましょう。
というのも、花芽が出ていない状態で植え付けると、葉っぱばかりが茂ってしまうことがあります。ですので、花芽が出ていることを確認して植え付けます。
苗をポットから出すときは底にある穴から指を入れ、苗自体を押し出します。
押し出した苗の底には、根っこが張っているので、底にはった根っこを軽く崩して植え付けるようにしましょう。
植え付けるときは苗で土を推し進めないように注意です。丁寧に植えることを心がけてください。
植え付けたら苗に土を被せ、植えた苗の淵のあたりをすでに植えてある土と馴染むよう、キュッと親指で抑えてあげてください。こうすることで苗の安定をさらに良くします。
ここまできたら底から水が十分に流れるように水やりをしましょう。水やりをすることで、苗と土の安定をさらに図ることにつながります。
今日は以上です。いかがだったでしょうか。
今日は苗を植えることについて見ていきました。
初めて苗を植える方もいらっしゃるかもしれませんが、今日お話ししたことを試されると苗も元気に育ってくれると思います。
今日から全国的に晴れるようですが、九州南部では本格的に梅雨が始まる前の感じです。
強い雨も降るかもしれませんので、十分に注意したいですね。
それでは今日も良い一日を。
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