【SPI対策】 言語・非言語例題付き 解説
こんにちは。
PLaner代表のRikuです。SIer最大手で社会人2年目として働いています。
ここで1つ質問です!皆さん、SPI対策進んでいますか?
部活やバイトが忙しい、何から手をつけて良いか分からないなど、
対策が進んでいない方が多いと思うので、今日はそんな方へ向けて発信します!
著者はどんな人?
2020年卒で、SIer最大手にて勤務しております。
趣味:スポーツ観戦、テニス、フットサル
出身大学:都内理系国公立
就活実績
→ 選考を辞退した企業を除いてエントリー企業は全て内定を獲得
→ 主な内定企業は、テレビ局、通信キャリア、大手Sierなど
noteでは、就活や大学受験に関する記事を中心に書いています。
学生さんの「選択肢を増やす」をテーマに就活・受験支援を行っています!
profile:https://note.com/planer0815/n/ndceed9175415
■テストセンター(SPI)とは
テストセンターとは就職活動で用いられるwebテスト方式の一つである「SPI」を専用会場で受ける選考を指します。
適性検査SPIは、主に以下の4つの科目があります。
・性格検査(約30分)
・基礎能力検査【言語/非言語】(約35分)
・英語検査(約20分)
・構造的把握力検査(約20分)
今回はこれらの中でも「基礎能力検査」の問題形式・対策についてお伝えしていきたいと思います。
■言語分野(基礎能力検査)
まずは言語分野について解説します。
テストセンターSPIの基礎能力検査の制限時間は35分(非言語含む)で、問題数の制限はありません。
正答率が高いほど、難易度が高くなり総合評価も高くなります。
時間内に余裕を持って解けた時ほど評価が良くない(問題自体が簡単なため)というパターンは良くあります。
大切なのは正答率です。これはSPIを受ける上で忘れないでください。
言語分野には主に以下の科目があります。
・二語の関係
・語句の意味
・語句の用法
・文の並び換え
・空欄補充
・熟語の成り立ち
・文節の並び替え
・長文読解
全て解説すると長くなってしまうので、太字の2項目について例題に解説します!
・二語の関係
問題
示された二語の関係を考え、同じ関係のものをア~ウより選びなさい。
才能:画才
ア熊:動物
イ惑星:火星
ウチーズ:牛乳
解答:イ
「才能は画才を含む」と言えるため「包含関係(含む)」
【解説】
ア~ウを同じように「○○は△△を含む」と文章化したとき、文が成立するかどうかを確かめる。
ア「熊は動物を含む」→× (正しくは「熊は動物に含まれる」→「包含関係(含まれる)」)
イ「惑星は火星を含む」→○
ウ「チーズは牛乳を含む」→× (正しくは「チーズは牛乳からできる」→「原料関係」)
今回は包含関係の問題でしたが、他に以下のような例があります。
・意味対立 暑:寒
・役目 ダウン:防寒具
・原料 ワイン:ぶどう
・同意 予定:スケジュール
・同列 オレンジ:グレーツフルーツ
・空所補充
文中の( ア )に入る最も適切な表現を選べ。
帰納法とは、いくつかの個別の事例から、一般的な法則を見出そうとする推論方法である。しかし、帰納法で得た結論は、必ずしも( ア )とは言えない。例えば「リンゴAは甘い」「リンゴBは甘い」「リンゴCは甘い」という事例から「全てのリンゴは甘い」という推論をしたとする。しかし、これから先、甘くないリンゴが発見される可能性は常にあるのだ
A: 論理的な展開
B: 普遍的な真理
C: 物理的な法則
D: 抽象的な概念
E: 客観的な解答
F: 主観的な憶測
解答:B
「具体例」や「言い換え表現」に注目する。
この文では帰納法とその欠点について述べている。
【解説】
後半の文章に注目すると、複数の事例に該当するからといって、全ての事例で該当するとは限らない具体例が挙げられている。
よって、「必ずしも( ア )とは言えない。」の意味が「必ずしも、全ての事例で該当するとは言えない。」という意味になればよい。
したがって、B「普遍的な真理」が適切。
普遍的とは、全てのものに共通しているさまを表す。
ご覧いただいたように難問が出題されるわけではありません。
言語のみならず、SPIは訓練で突破することができます!
とにかく量をこなすことを意識してください!!
■非言語分野(基礎能力検査)
続いて、非言語分野について解説します。
非言語分野には主に以下の科目があります。
1. 推論
2. 順列、組み合わせ、確率
3. 割合と比
4. 損益算
5. 料金割引
6. 仕事算
7. 代金清算
8. 速度算
9. 集合
今回はこの中から、頻出問題である推論の例題について解説します!
「推論を制す者は、SPIを制す」と言っても過言ではないので、詳しく解説します。
・推論
P、Q、R、S、Tの5人でマラソンをした。5人の順位について次のことが分かっている。
ⅰ)Rの順位は、Sより上である
ⅱ)Tの順位は、Rよりも上だが、1着ではなかった
ⅲ)Qの順位は、Pより上である
ⅳ)同着の順位の者はいない
(1)次のア、イ、ウの推論のうち、必ず正しいものはどれか。
アQは1着である
イSは5着である
ウ2着はPまたはTである
以下から正しいものを選べ。
A, アだけ
B, イだけ
C, ウだけ
D, アとイの両方
E, アとウの両方
F, イとウの両方
G, アとイとウのすべて
H, 必ず正しい推論はない
【解答・解説】
順位を推論する問題は、想定できる順位のパターンを全て洗い出す。
下記のルールにしたがって、与えられた情報を図式化する。
「順位の高低関係のみ」を表現するときは、
[ 順位がより高い方 ] > [ 順位がより低い方 ] と表す。
「連続する順位の並び」を表現するときは、
「[ 順位が高い方 ] → [ 順位が低い方 ]」と表す。
(ただし、この問題では使わない。)
このルールにしたがって、問題文の情報を図式化する。
ⅰ)「Rの順位は、Sより上である」より、RとSの順位関係は、
「R > S」・・・⓵
ⅱ)「Tの順位は、Rよりも上だが、1着ではなかった」より、TとRの順位関係は、 「□ > T > R」・・・⓶
①、②より、「□ > T > R > S」・・・⓷
ⅲ)「Qの順位は、Pより上である」より、「Q > P」・・・⓸
⓷、⓸より、考えられる順位は、次の4通りである。
順位
1位 2位 3位 4位 5位
パターン1 Q P T R S
パターン2 Q T P R S
パターン3 Q T R P S
パターン4 Q T R S P
ここで、推論ア~ウについて考えると
表より、1着はQである。
よって、ア「Qは1着である」は必ず正しい。
表より、5着はSかPである。
よって、イ「Sは5着である」は正しいとは限らない。
表より、2着はPまたはTである。
よって、ウ「2着はPまたはTである」は必ず正しい。
したがって、正しい推論はアとウの両方。
ここまで、言語・非言語分野の例題解説を行ってきました。
しかし、ここで出した例題はSPIのほんの一部にしか過ぎません。
■最後に
最後に、SPI対策にあたりオススメの参考書とWebサイトをご紹介します!
まずは参考書からです。
正直この一冊を3周すれば、対策は完璧です。
この一冊を完璧にすることを心がけてください!
続いて、Webサイトのご紹介です。
このWebサイトは無料で沢山の例題を解くことができます。
移動時間や空き時間にスマホで勉強できるので非常にオススメです!
SPI以外のWebテスト方式対策もできるので、ぜひ利用してみてください!
ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございました!
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