京都泰家 町屋の暮らしと歴史
"重視されるのは建造物だけでなく、その中での暮らしや生業のありのままの姿ではないだろうか。京町家条例は、代々家業を継承する中でそれにふさわしい建造物を守ってきた所有者の思いに寄り添ったものとは言いがたい"2024年発刊。本書は泰家の暮らし、京町家保存の課題を指摘した一冊。
個人的には自身もちっちゃな町屋に住んでいる事から気になって手にとりました。
さて、そんな本書は18世紀以来、小児薬『奇応丸』の製造卸売を継承してきた京都『泰家』の空間構造と年中行事の様子を美しい