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ふたり暮らし2年目の手放せないキッチン用品10選

料理が好きだ。他のことをいったん頭から追い出し、頭と手を使って淡々と組み立てていくことで、気持ちを切り替えられる、この時間が好きだ。
ふたり暮らしになって少しキッチンが広くなって、料理をしたら食べてくれる相手ができて、より料理がおもしろくなり、そしてキッチンへの愛着が加速している。小さくアップデートしてきた、今のお気に入りのキッチン用品を書いておく。


水切りラックはつっぱりで

ひとりぐらしより大きくはなった、とはいえ決して広くないキッチン。カウンターキッチンでもないし、作業幅がとても広いわけではない。しかも2人なので洗い物は多い。
引っ越しの時最初に買ったのがこれ。しっかりと食器が置けるのでボウルやお鍋も乾かす余地があるし、まな板や包丁をかけられるのもありがたい。大量の食器を置いてもびくともしない!心強い味方。

排水溝のふた地味に変えたほうがいい


デフォルトでついてるプラスチックの蓋、いつのまにかスプーンが落ちていくし衛生的でなくてあまり好きでなかった。さびないし、さっぱり洗えるし、小物も流れていかないしすっきり。シンクの見た目も綺麗になった。


浄水器も場所をとらない一択

以前までブリタの浄水器ポットを使ってて、それも十分よかったんだけど、今年から変更。
蛇口でひねったら出てくるので、お鍋やケトルに直接入れやすくなって、使う頻度が飛躍的に上がった。ブリタと比べてコスパも同じくらい、衛生的にもより安心。そして場所をとらない。たかがポット、されどポットのキッチンの居場所争奪戦問題。お水も問題なく美味しくなる。


鉄フライパンは愛

気軽に使えるからと、ずっと玉子焼き器はテフロンを使っていたんだけど、なんせ頻回に使うので一年少ししたらダメになる。うーん、ならずっと使える鉄か銅のフライパンにしちゃってもいいのではと、検索したり鍋マニアの叔母に相談したりし、これを勧められる。
油さえケチらずにいれば、ほんとにつるん!と卵焼きが焼けて感動。ふんわりおいしい!
今まで十分に油が回っていなかったんだと学び、鉄フライパンへのハードルが下がって、もうひとつ持っている鉄フライパンもよく使うようになった。慣れるとタワシでごしごしして火にかけるだけなので洗剤も使わず本当に楽。消耗するのでなく、育っていくところが愛おしい。

冬は煮込みが食べたい=圧力鍋

ずっと圧力鍋が欲しいとひとりぐらしの時から騒いでいたところ、親戚から使っていない圧力鍋があるということで譲ってもらった。
初見は使い方が分からなくて重いし蓋は閉められないし、使いこなせるのかと不安になったけど、1~2回使うとその不安は吹っ飛んだ。なんせ火にかけて5分圧力をかけたらカレーが、肉じゃがが、おでんが出来る。
仕事から帰って時間のかかるものなんてできないけれど、圧力鍋があれば夫が帰るまでにできあがり、温かく柔らかいスープも煮込みも食べられる。冬にずっと助けてもらった。

優雅な朝ごはんホットサンド

自分では絶対買わなかったであろうホットサンドメーカー。いいな~と思うことはあったけど、しまいこんで使わなくなる気がしていた。
意外に、結婚祝いでいただいたのをきっかけに毎週使っている。休日の朝ごはんはいつもこれ。チーズでもベーコンでもお肉でも、なにかしら挟めばおいしくて優雅な朝ごはんが誕生する。
このホットサンドメーカーは出しててもかわいいし、立てられるので10cmほどのすきまがあれば出しっぱなしにできる!お手入れも鉄板を洗うだけで楽ちん。

しょうがにんにくおろすならコレ

しょうが、にんにくはできればチューブでなく生をすりおろしたい派。最初はその辺に売ってる小さいおろし器を使ってたんだけど、これに変えてからおろすのが断然楽に。にんにくひとかけをすりおろすにも力がいらないし、刃にたまることもなくなった。小さなストレスがなくなることのなんと快適なこと。
ほんとはチーズをおろすのに憧れがあったんだけど、その用途ではまだ一度も使っていない。

百均のピーラーとは雲泥の差

なぜかピーラーをなくして、100均を一時的に使うと違いに驚いた。持ち手の安定感が全然違う、しっかり力が入ってすごくむきやすい。上のおろし器もだけど、刃物は少し物をアップデートするだけで雲泥の差。またなくしてももう一度買います。ピーラーなくすとかどうなくすのって感じですが。

かける収納はネオジムに頼りっぱなし

キッチンは断然ひっかけ収納が好きだ。かけられるものは全部かけてしまいたい。ごちゃごちゃしているのも愛おしい。
レンジフード周りにつけまくっているのはこれ。小さくてスタイリッシュなのに2kgかけられて、フライパンをかけても安定感抜群。ひっかけ収納のゾーンはできればカラーを押さえたくて、ブラックかステンレスで統一しているので、色も馴染んでとっても良い。

一番好きなうつわ、ポーランド食器

学生時代にポーランドに行った時、現地で買ったポーランド食器。そこからずっと大切にしていた。24cmのお皿はワンプレートにしたり、サラダや唐揚げをどんっと盛ったり、一気に華やかになる。不思議と洋にも和にも、他のどんなお皿にもなじんでくれる。
ふたり暮らしを始めてからまさかの割ってしまって、他の有名どころでお皿を買おうかといろいろ迷ったんだけど、あの食器があれば食卓がいい感じになるのに、、と思うばかりで、柄の違うものを日本で購入。あまり人と被らないのも嬉しいポイント。19cmも2枚持っています。

他、いろいろと好きなものはあるんだけど、今手放せない、変わりがないなと思うのはこのあたりだろうか。今欲しいのは重いお鍋と、ぶんぶんチョッパーだけど収納場所があるのか悩ましい。キッチンの細かい位置を少し変えるだけで利便性が変わるし、お鍋ひとつ、塩ひとつまみで味が変わるし、食器ひとつで雰囲気が変わるし、キッチンと料理の奥深く、終わりのない旅です。


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