旅先のキッチンで揚げ物するのが好き 小さく彩りがある暮らしと、知らない街の空気を愛してる ケアや精神保健あたりの専門職ひよっこ

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最近の記事

【買ってよかったもの】暮らしを丁寧にし直す月間9月

冷蔵庫を買い替えたことをきっかけに、9月は暮らしを充実したいスイッチがはいって、いろいろと買い換えたり、足したりしてみました。 一番買ってよかったもの、せいろ 念願のせいろ!ずっといいなと思っていたけれど、場所もとるし実際使うかなと悩んでいたら、スリーコインズで発売したことを知った。 もしも使わなかったら手放そう...と思って、買うことに決めました。無印でもせいろ出てるし、せいろ流行ってるのかなあ。 スリーコインズでは売り切れてたから、Amazonのパール金属で買ったよ

    • 別にやっていけるんだけど、涼しくなるとさみしくなる

      月が変わるのは苦手だ。私は何も変わらないのに、季節だけが変わっていくような気がして。 体調がほどほどでない、気がする。だいたい絶好調のときなんてないのだけれも、それでも元気なときのわたしは、好奇心が強くなって、人と会ったりあちこち場所に出かけたくなる。 9月の後半から、すっかりそんな気が起きなくなって、在宅勤務をして、自宅の周辺ばかりで予定も入れずに過ごしている。 8月から、カウンセリングを受けている。自分の根源的なさみしさみたいな謎を一緒に紐解いてもらっている。 学生の

      • 自分がだめになりかけたとき、鴨川があったことを覚えている

        夏の京都は、私にとって、特別な記憶がある。 大学3年生のとき心身を崩し、家族と折り合いがつかず、実家にいるのがしんどくなった。 置き手紙と心療内科の処方箋を実家に残し、わずかな着替えを持って、京都でひとり暮らしをしている友人の家に転がり込んだ。 そのときの自分がどんな状態だったのか、断片的にしか記憶にない。京都で過ごしたのか、一週間だったのか、一ヶ月だったのか、はっきりとした期間も覚えていない。時系列も、よくわかっていない。半袖だったから、夏のことだった。 友人は、京都

        • 初めての転職をした 春と夏を超えた

          4月に転職をした。あっという間に、8月になっていた。もうずっと長いこと、今の職場にいるような気さえしている。 転職は、それはそれは、過ごし方が一気に変わった、人生の岐路といってもよかった。あたりまえだ、7日のうち5日、24時間のうち8時間ついやす場所を変えるのだから。 社会人になってから、仕事がはじまると、体調が悪くても眠れていなくてもそんなことをは忘れて、仕事モードのスイッチを入れる。仕事が終わると糸が切れて、何もできなくなる。休日は充電に一日を使い、ただただ眠って過ごす

        • 【買ってよかったもの】暮らしを丁寧にし直す月間9月

        • 別にやっていけるんだけど、涼しくなるとさみしくなる

        • 自分がだめになりかけたとき、鴨川があったことを覚えている

        • 初めての転職をした 春と夏を超えた

          新卒から7年過ごした会社、退職するって決めた

          ひとりでは階段を登れない大きなスーツケースを抱えて、東京へ研修に向かった日から、もうすぐ7年が経つ。同期は半分よりもっと少なくなった。長くいたつもりはなかったけど、小学生が入学して、卒業するだけの年月が経っていた。 退職することに決めた。転職することにした。 今の会社が嫌いになったわけではない。ベンチャー気質で、本気で社会を変えていこうとする、ビジョナリーな風土があった。浪漫と算盤を両立するために、優しくも熱意に溢れていて、尊敬できる人がたくさんいた。こうあるべきに囚われず

          新卒から7年過ごした会社、退職するって決めた

          光と海をもとめて、瀬戸内の旅

          旅に行くことは、3日前に決めた。海を眺めたかった。決めたのは、宿だけ。 岡山に降りて、チェックインまで時間があったので、岡山でふらふらすることにした。 SNSで知っていたスロウな本屋が岡山にあることをその時知った。小さな本屋は、営む人の思想が表れる。人の本棚を見るとわくわくするのと同じような気持ちになる。そうして、好きな本が見つかると、価値観が似ている気がしてうれしくなる。静かに本を眺めて、一冊選んだ。高木正勝さんのこといづがあって、今はもう手元にないけれど、光や音を感じて

          光と海をもとめて、瀬戸内の旅

          休職した私は、東京でやっと息をした

          11月の終わり、人生ではじめて休職をした。 もともと心身の波がありながらも新卒からずっと仕事をつづけてきて、自分でもよくやってきたほうだと思う。それが、難しくなってしまった。 休んで良かったと思う。休まなければもっとだめになっていたと思う。でも、休まずに笑顔で働けていたなら、もっとよかった。 考えないようにするのがいいのはわかっているし、考えないようにしている。ただ、ふっと頭に浮かぶときはある。 今月、大好きな同期の結婚式があって、東京に向かうことになった。東京に降り立っ

          休職した私は、東京でやっと息をした

          イメコン(パーソナルカラー診断)を受けてきたよ

          念願のイメコンを受けてきました。パーソナルカラー、骨格、顔タイプが判明。今はいただいた資料をにやにや眺めている。 個人でされてる方にお願いしたんだけど、自然光が綺麗な一軒家のお部屋で、リラックスして楽しく受けられたのが良かったー。 まず、予想から。 青みの強い色が似合わなかったり、オレンジシャドウやオレンジリップが映える気がしていたので、イエベスプリングじゃないかと予想していた。ただイエベな気がするけどブルべってあるあるパターンだし、ブルべもありうるのかな。。などなど思

          イメコン(パーソナルカラー診断)を受けてきたよ

          時短勤務になって、自分のキャパ内で仕事をすることをチャレンジする(むずかしい)

          5月末、電気のついていない部屋の中で、ビーズクッションにもたれかかり、宙を眺めていた。つー、っと、涙が頬を伝った。ぼろぼろぼろぼろと、一気に涙が出てきた。そこから、小1時間、大泣きしていた。 4月と5月、チーム内で新しい方が来てくれたり、上司が変わったりと、環境の変化が大きかった。同時に、私はフルタイムから時短勤務に変更をし、仕事のやり方も変化させなければならなかった。 一方、環境の変化の中でチームが安定せず、自分が踏ん張らなければならないと思っていた。結果、生活にもっと余

          時短勤務になって、自分のキャパ内で仕事をすることをチャレンジする(むずかしい)

          ふたり暮らし2年目の手放せないキッチン用品10選

          料理が好きだ。他のことをいったん頭から追い出し、頭と手を使って淡々と組み立てていくことで、気持ちを切り替えられる、この時間が好きだ。 ふたり暮らしになって少しキッチンが広くなって、料理をしたら食べてくれる相手ができて、より料理がおもしろくなり、そしてキッチンへの愛着が加速している。小さくアップデートしてきた、今のお気に入りのキッチン用品を書いておく。 水切りラックはつっぱりで ひとりぐらしより大きくはなった、とはいえ決して広くないキッチン。カウンターキッチンでもないし、作

          ふたり暮らし2年目の手放せないキッチン用品10選

          5月の雑記 仕事苦しいよね

          いい風が部屋の中に入ってきて、冷房を入れなくとも涼しくて、こんな気候がずっと続けばいいのにと思う。私はなんにも変わらなくても、天気も季節も勝手に変わっていき、巡っていく。 4月の後半から5月になってから、以前の記事にスキをもらうことがあって、みんなきっとしんどいんだなと思った。 ちょうど少し前、仕事で退職に立ち会った。就職ができるかできないかというところから、希望の仕事に就いて、それでも心身のバランスや対人関係がうまくいかず、仕事を続けていけるかというところもずっと立ち会

          5月の雑記 仕事苦しいよね

          3月31日の祈り

          3月が、終わる。 3月31日は、残業をしっかりして、疲れて帰路についた。 スーパーに寄ってお寿司もいいなフルーツもいいなと悩みながら、今日くらいはと食べたいものをぽんぽん入れる。 特別にシードルを買ったくせに、家に帰るとハイボールが飲みたくなって、結局シードルを開けない。夫に「一緒に飲みたかったから」とかわいいことを言うんだ私は。 冷蔵庫を開けると昨日仕込んだチャーシューがあったことに気づく。30%オフのローストビーフを悩まずに買ったのになんてことだ。チャーシューが先に食べた

          3月31日の祈り

          入籍した日の日記

          前日も、またいつもと変わらない日々だった。膨大な仕事にため息をつき、育成のことに悩みながらも定時ダッシュ。職場のスタッフさん4人で飲みに行き、わいわいと話し、よく笑った。 帰り際、よく相談をしていた職場のお姉さんに聞かれる。「結婚に迷いはないの?」「なにがいいと思ったの?」 「一緒にいて楽。一緒にご飯を食べていたら楽しいし、ご飯を作ってあげたら嬉しい」そんな風に答えたと思う。 「それを聞いて安心したわ」と言われ、お互い帰路に着いた。 朝、落ち着かずに目が覚めた。彼はリビン

          入籍した日の日記

          1月後半の雑記 はじめてのネイルとか両家顔合わせとか

          ホットペッパーがクーポンを配ってくれていたから、はじめてジェルネイルをしてもらった。春を思う、鮮やかな朱色を選んだ。手元が目に入るたびに少し元気になる。 経済上、セルフネイルでがんばろうとずっと思っていたけど、いつも体力が限界なのではがれていても寝落ちてしまうし、今日は塗ろうと思っていても寝るを優先してしまう。濃い色が好きだけど、セルフの濃い色はすぐにはがれる。続かないスパイラル。 まだ冬、どうしても服装が重いので、手元だけでも軽やか。服をいつも満点目指すのは難しいけど、ネイ

          1月後半の雑記 はじめてのネイルとか両家顔合わせとか

          【写真日記】冬の奈良吉野へ

          奈良の吉野は、日本一の桜の名所と言われる場所だ。ずっと桜を見に行きたいと思っていたところだけど、先に冬に行くことになった。 そう、温泉に行きたくて旅館を探していた。年末の近場の有名どころはいっぱいで、ぽつんぽつんと空いていたのが奈良の吉野周辺だった。桜の時期が一番注目されるから、意外と穴場なのかもしれない。 年末のお休みを迎え、少しおせちの準備をした翌日。15時チェックインを目指し、電車に乗って奈良方面に向かった。 まだ昼過ぎなのに、すっかり夕方の光だった。 近鉄吉野線

          【写真日記】冬の奈良吉野へ

          もしもの未来、それでもあなたに桃をむいてあげたいと、入籍前に思う

          あと一カ月ほどで、入籍をする。 最近、もしもの未来が頭によぎることが増えた。 過去お付き合いをして、この人と未来結婚するんだろうと思っていた相手もいたし、友達関係だったけれどなにかが違えば恋人になっていたかもしれないと思う人も、いた。 わたしの隣にいるのはもしもの未来の人たちではない。偶然。タイミング。縁。そんな言葉でしか言いようのない今、結婚をえらぼうとしている。 そんなに深く考えていたつもりはなかったのに、近づくにつれ、重さを感じるようになってきた。この人とこの先も一

          もしもの未来、それでもあなたに桃をむいてあげたいと、入籍前に思う