出すと入ってくるのではなく、出すと入ってくることができる。
メールBOXに入っていた不要なメールを消去していた。その数1万件以上。よくもまぁこんなに溜め込んだものだと思うが、そのほとんどが広告で、ついでに配信解除も行った。
受信箱の容量はものによって違うけれど、いっぱいになってしまえばメールが送られてきていても検知することができない。コップに注いだ水は、そこから溢れればその事実と量が分かるけれど、メールに関しては受け取ることが出来なかったということすら知ることができない。
ものには容量がある。私は占いをするので、その界隈でよく聞く言葉に、出すと入ってくる、出さないと入ってこないというのがある。例えば、お金は出したら入ってくるからガンガン使いましょうとか、そういうのが流行った時期があった。でも、本当は、出すと入ってくる「ことができる」と表現する方が正しいと思う。そもそもお金を使えばその分入ってくるというのはおかしくて、スーパーでニンジン買って100円入ってきたことある?という話なのだ。使ったら使った分だけ出ていくし、入ってきてもらおうと思えば、働くか、貰うか、奪うかしかない。生み出す・増やすもあるけれど、それだって労働で。仕入れて売ったなら利益に、学びに使ったならスキルに。出すと入ってくるをお金の話に当てはめるなら、使ったから入ってきた(戻ってきた)わけではなく、お金を生める方面に使ったから入ってくる可能性を作れて、その可能性にアプローチしたから入ってこられたのだ。無論、損する可能性も普通にある。
メールの受信箱は容量が分かっている。同じように、もしも自分のお金BOXの容量が分かったなら・・・案外多くて嬉しくなるのか?それとも想像以上に少ないと分かってあほらしくて何もしなくなるだろうか?貯められる量よりも、使えることを重視するとしても、いったんお金BOXを経由するのだから、少なくともそこに不要な広告やスパムメールの様なものはないようにしたい。お金BOXは容量が見えない上に、穴が空いていることも漏れていることも気付きにくいから。
お金BOXにおける不要なメールとはなにか。私が考えて思いついたのは、不要にお金を使わせる要素だった。例えば入ってきたお金と共に過剰な我慢やストレスがくっついていたのなら、これらをなだめる為のお金が出ていくことになる。やけ食いとか、やたら多いご褒美とか。できるだけ、この要素はない状態にしたいものだ。稼ぐことへの自信のなさや、お金に対する嫌悪感なども該当しそう。
メールの削除をしながら、何故かお金について考えが飛んで行ったのだが、こういうことをあれこれ考えるのは結構おもしろくて好きなのです。
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