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人生で1度だけ食べてしまった時

こんにちはのぞみです☺️
今日の内容はアレルギーのあるお子さんを持つ方にとって少し衝撃的な内容になってしまうかと思います、。

今日は人生で1度だけ、自分がアレルギーがあると分かっていながら自らアレルギー物質の入ったものを食べてしまった時のお話です……

それは小学生3年生くらいの時
そのときは既にある程度自分がどういう特性(重度アレルギーがあること)を持っているのか完全に理解できるようになっていました。

加えて放課後はほとんど毎日公園に遊びに行き、親の目を離れて遊ぶことが多くなった頃でした。

放課後といえば3時半~5時
そうちょうどおやつ時です。
みんな時々お菓子を公園に持ってくるようになりました。
友達はみんな学校で、私がアレルギーがあることを授業でおしえてもらっていたので、、
「のんちゃんこれ食べれる〜??」
「お母さんがこれならのんちゃん食べれるって持たせてくれた〜〜」
と本当によく気遣ってくれていました。ありがたいです。。。

ある日、ある子がプリッツを持ってきました。
限定のピザ味だったかな、
それをみんなに分けて食べながら遊んでいました。
その子は
のんちゃんこれ食べれる?と聞いてくれました。
私は表示を見ました。
アレルギー物質: 乳・小麦

はっきりと見えていました。乳という文字

私は、「これなら食べれる〜」
嘘をつきました。

その後1本だけ貰い、初めてプリッツを食べました。
幸い運が良く気持ちが悪くなる程度で症状は大きくでませんでした。

その後は食べてしまった罪悪感とその時の心臓のバクバクが忘れられず、二度とあのような場で食べないと心に誓い、反省をしました。

どれだけ教育されていても
いつ起こるか分からない「本人の気の迷い」

命がかかっている。
わかっていました。
本人の命は24時間365日何十年も常に
危険に犯されている状態なのです。
それゆえの気の緩み。

人が食べているものへの興味を持ち始める時期。
親元を離れて、子供だけで遊び始める時期。
友達というコミュニティができ始める時期。

アレルギー物質を食べてしまったら命に危険が及ぶという知識を教えることも大切ですが、
加えて、、
安心して食べられるみんなで共有できるお菓子を持たせてあげたり
食べられないお菓子を友達でシェアしていたという話を聞いたら、代わりにお家で似たお菓子を一緒に作ってみたりと

本人の自己肯定感を高めてあげられるような教育があると自ら命の危険を犯してしまうような行動が少しでも防げるのではないかと思います。


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