レチノイドと上手く付き合う
こんにちは。最近よく耳にする”レチノール”
そんなレチノールについて今日はお勉強します
レチノールはレチノイドの一種
レチノイドとはビタミンAに由来するもの、構造や機能が同じものを指します。
具体的にどのような効果があるのか
・肌のターンオーバー促進
→ターンオーバー促進することでメラニン(シミの原因物質)排出促進される
・コラーゲン産生増加
→真皮で肌の弾力に関わるコラーゲン・エラスチンは作られており生成を促す
・角化抑制、皮脂分泌抑制
→ニキビの原因となる毛穴の入口付近が厚くなることを防ぐ
皮脂を抑えることでニキビ予防になる
アンチエイジング・シワ改善・ニキビ予防・ニキビ跡改善など様々な効果に期待できます。レチノイドって本当に奥が深い。そして大好きな成分の一つです。
”攻めのレチノール”と”守りのレチノール”があるようにレチノイドには種類があります
レチノイドの種類
レチノイドの効果の強さを順にこれらの種類があります
元々誰でもレチノイン酸は体内にありますが、日光を浴びることで減少していきます。このためレチノイン酸(トレチノイン)が一番効果としては強いものを示します。
プロピオン酸レチノールもありますが、ここでは割愛します
作用の強いものから
・レチノイン酸(トレチノイン)
攻めのレチノール。効果が高いため、反応が出やすいのが特徴。日本では未認可のためクリニックでの取り扱いになります。
・レチナール
攻めのレチノール。あまり耳にしないレチナール。日本の化粧品にはあまり入っていないですね。海外製品で見かけるものもあります。
・レチノール
攻めのレチノール。よく耳にするレチノール。純粋レチノールのことですね。濃度によっては、A反応が出るものもあります。
ゼオスキン
ナビジョンDR
リビジョン
レカルカ
ビーグレン(パルミチン酸レチノールとミックス)
トゥベール(5種のレチノール配合)
SHISEIDO エリクシール
キールズ
イニスフリー など
・酢酸レチノール
守りのレチノール。
SHISEIDO ベネフィアンス
SHISEIDO リバイタル
など、SHISEIDO化粧品に多く入っている印象です
・パルミチン酸レチノール
紫外線防止効果(SPF20程度)があると言われている守りのレチノール。
ビーグレン (レチノールとミックス)
エンビロン(プロピオン酸レチノールとミックス)
ゼオスキン(デイリーPD)
トゥベール(5種のレチノール配合) など
A反応について
ここで心配なのが、不足していたビタミンAを補うことで出る反応(A反応)
・乾燥感、赤み、かゆみ、皮向けのことを指します。
徐々に慣れていくのがポイントです
乾燥が辛い場合は保湿をしっかりすることもポイント
お勧めはセラミド配合化粧品ですね。
レチノールの選び方
レチノール初めて使う方は守りのレチノールからお勧めします。
朝・夜使用可能のものもあれば夜のみ使用のものもあるため、使用方法はしっかり守った方が良いと思います。
また、紫外線防止効果があるレチノールもあると言われていますが、日中はしっかり日焼け止めを塗った方が良いですね。
使ってみてお勧めのレチノール
〜5,000円
①BSコスメ エッセンスTW
守りのレチノールが1,000円台で買える。とっても大好きで何人にもお勧めしています。レチノール初心者にお勧め。TWA,TWKもありますが、私が進めるのは断然TW
②トゥベール レチノショット0.1
守りから攻めのレチノールまで5種類入っています。昨年リニューアルしペプチドも高配合。レチノール慣れてきた方にお勧め
③ラブミータッチ レチノプロテクション
守りのレチノール高配合。守りのレチノールに慣れてきた方にお勧め
10,000円〜
①レカルカ ファビラスA
攻めのレチノール配合していますが、A反応は出にくい印象。ツヤ、ハリ感を感じます
②エンビロン Cクエンスシリーズ
守りのレチノール配合。ペプチドも入っているためよりツヤ・ハリ感を感じます。
1〜4まであって徐々にステップアップするためA反応も出にくく、しっかりビタミンAを感じます
③ゼオスキン デイリーPD
ゼオスキンは攻めと守りのレチノールがあります。私は守りのレチノール配合のデイリーPDが肌トラブルなく使えるため好きです
まだまだ奥深いレチノイド。これからも、勉強していきます。