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ポリコレ戦争はどうなるのか?

欧米では、いわゆる「目覚めた」人々(woke)と、それに反対する人々の対立が激しくなっています。wokeとは、意識高いリベラルで、人種差別反対や、環境保護活動など、正義に目覚めてしまった人々のことを言います。

問題はwokeの多くは、若くて愚かで精神的に不安定で社会経験の足りない人々であるということです。彼らは、問題の現実的な解決策を探そうとするのではなく、悪者を見つけて叩こうとしたり、自分たちの理想を押し付けたりして、自分たちが目立つことを目標としています。

環境保護のために、レジ袋を禁止したり、紙ストローを導入したり、くだらないことばかりを行って、人々に迷惑をかけて、どんどん嫌われています。

環境を保護するという大目的に反対する人は、本来あまりいないでしょう。

しかしながら環境保護を名分に、他人を不便にしたり、経済を悪化させたり、はなはなだしくは、かえって環境を悪化させたりするような愚かな行為を繰り返すことにより、環境保護に敵対する人々を増やしています。

私も、大気汚染解消とか、下水処理とか、ゴミの高温焼却処理とか、そうした行為には賛成です。その一方で「環境に配慮した」とかいうお題目を聞くと、不愉快になるばかりです。環境保護を謳うような企業の製品は買いたくありません。

こうしたwokismは、近年になり深刻な政治的衝突の原因となっています。

最近ツイッターで話題となっているのは、アサシンクリードというゲームの最新作です。これは日本を舞台としたゲームですが、なぜか黒人男性が主人公で、彼が日本人を斬首したりして残酷に殺害しまくるというゲームになっています。

まぁ所詮ゲームなんで、べつに表現上なにをやったっていいですよね。でも話が非常に複雑になってるのは、制作会社であるUbisoftという会社は、なんと多様性に配慮したポリコレのコンサルタントを雇っているような会社なのです。

ポリコレのコンサルタントに依頼した結果、日本を舞台にしているのに、日本人男性は登場せず、黒人男性が日本人男性を大虐殺するという謎のゲームになりました。これはいったいどういうことなのか、多くの論争が沸き起こっています。

そしてUbisoftは「日本人では感情移入できねーから黒人にした」とか「これは日本の歴史を正確に描いており、反対する奴らは人種差別主義者だ」とかわけわからないことを言い出して、結果として大炎上しています。

多様性を重視し、人種差別に反対するはずが、なぜ歴史改竄をして日本人を差別しているのか、意味不明な事態が発生しています。

これまでポリコレ論争からは比較的に距離を置いていた日本ですが、世界を覆いつくすポリコレ論争に巻き込まれつつあります。

フェミニストは極端に猛威を振るい、日本では事実上、すべてのセックスは犯罪となりました。このような事態となり、これから日本でも深刻なポリコレ戦争が起きることは間違いないでしょう。

ポリコレ最終戦争ともいえる時代に、これから世界はどうなるのか、日本はどうなるのか、私のような隠居爺は、ポップコーン片手にでも鑑賞していられればいいのですが…。


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