母の認知症

前回ちらっと母が認知症で施設で介護してもらっていると記した。

 コロナウイルスがまん延する少し前のこと。
 ある晩、お風呂上がりに自分の洗濯をしようと洗濯機のところにいた母。
 最初に気づいたのは娘。
「お母さん‥おばあちゃん、ずっと洗濯機んとこにいるよ?」
 はて!?
様子を見にいくと洗濯機のスイッチを入れたり消したりしながら「おかしいな‥おかしいな‥」と呟いていた。
80歳過ぎの母だもの機械に弱くなってきても仕方ないけれど、どうも様子がおかしい。
「私がするよ」と言っても、聞き入れてくれず「おかしい‥おかしい‥」
挙句の果てには家の中をあちこち移動しては、電子レンジや照明のスイッチを押さえて「おかしい‥おかしい‥」
もはや「おかしい」のは母であった。
一体どうなったんだろう‥
布団へ行くよう促しても聞き入れず、困り果て隣町に住む姉に連絡して様子を観に来てもらった。
 姉には母の様子を伝え、姉の言葉がけで布団に入ってもらった。
 翌朝、何事もなかったように起きてきた母だったが、その日か少しづつ母の様子は変わっていった。
所謂、認知症のはじまりである。
 ここからが認知症の母と、バツイチの私、不登校の娘のぐちゃぐちゃな生活がしばらく続くのである。
 娘の不登校については、また後に記すとする。
 認知症の母については、後日綴っていこうと思う。

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