母の認知症 お買い物のこと

 時系列はバラバラですが
認知症の初期の頃のこと。まだ診断は受けてなかった頃。
 しっかりしていたけれど会計時に財布を預かって小銭を出そうとすると、とんでもなく小銭が入っていた。たぶん私が気づいていなかっただけで、お金の計算もできなくなっていたんだと思う。一万円札を出せばなんとかなるとはわかっていたんだと。
 そして、認知症が進んできて認知症外来の帰りに買い物に行き、会計時に財布を渡される。支払いは自分がしたいという思いはしっかりあった。
私もうっかり受け取ったけれど、自分でATMでお金を下ろすことも出来ない母の財布は中身がほとんどなく、私の財布から支払った。母納得できてなかったけど、仕方ないことだった。
 こんなにできない事、わからなくなってしまうことが増えるんだ。と重い気持ちになった。ただ、これから先にどんどん進行していき、もっと大変になっていくこととなる。

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