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母の認知症 お風呂での大惨事

時系列はバラバラで記していく。

 本題に入る前に、我が家のお風呂事情を記しておこう。
 我が家のお風呂は追い焚きなしの深夜電気温水器(4人家庭でお風呂も日常のお湯もたっぷりまかなえるタンク式)お湯がぬるくれば熱いお湯を足すシステム。
4人家庭でも足りないことはない。
を踏まえて

 母の認知症の初期の頃。だいたいの時間になれば自分でお風呂に入って、寝室へ行けていたころ。とはいえ、キチンと洗えていたかは不明。
 とある日、夕方からライブに出かけた私。楽しい時間を過ごして夜中に帰宅。
 お風呂に入ろうと脱衣場へ。お風呂のコントロールパネルを見るとタンクのお湯が空っぽになっていた。
だれもいない脱衣場で「はぁ!?」っとな里、一応蛇口を捻るが水。。。お湯を出しっぱなしでもなく、湯船のお湯も流された跡。
出ないものは出ない。確か秋か冬で寒かった。仕方なく冷たい体のまま布団に入って就寝。
 それからしばらくして、母が1人でお風呂に入るには不安になってきたころ。お風呂に入っている様子を見に行くと、まぁびっくり。
 そこにはお湯がすっかり無くなった湯船。
 お湯のない湯船に浸かる母
 排水栓が開いているのにお湯を足すべく、水道からはお湯がじゃ~じゃ~出ている。。
 推測するに、なぜか排水栓を開けてしまった母は、減っていくお湯を足そうと蛇口を捻るが、お湯がたまらない理由が分からず、ひたすら空の湯船に浸かり、お湯を満たそうとしていた。である。
 これまた、シュールな情景とともに、あの日、深夜電気温水器のタンクが空っぽになっていたことを思い出し、点と線が繋がったのでした。

#認知症
#母の認知症
#介護



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