通報しますた
今回のこの記事は自分自身の大きな過去の過ちとその反省と自戒の念を込めて書いています。
全ての事実をありのままに告白していますので決して口外することなくただ事実だけを受け止めていただければと思います。
それでは。
ただ実際に起きた出来事を書き連ねることにします。
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“通報しますた”の先に何が起きたか
これはもう10年くらいの話です。
あるゲームメディアのインタビューを受けた時に私自身の少年時代の話になりました。
“子供の頃に遊んだゲームソフトで印象に残っている作品はありますか?”
そう聞かれて素直に
“あー、ありますね、ファミコン版の『聖闘士星矢 黄金伝説』ですね。子供ながらに遊んでてあまりにも酷いクソゲーだったので「大人になったらこのソフトを作った人を見つけ出して殺そう」って心に誓いましたね”
なんてことを気軽に答えてしまったのでした。
いきなり反省ですが、いくら事実(本心)とはいえ「殺そう」なんてキーワードは絶対に使ってはいけないってことですね。
しかし、当時は反省する間もなくそのまま私の発言が記事として掲載されたものですから私のツイッターアカウントには色んな人から大量にリプライが届きました。
我ながら“あちゃー、失敗した。こんな過激な表現はするもんじゃあないな、次から気をつけよう”と思ってはいたのですがいつまでたってもリプライが大量に届き続けて、中にはヒヤカシ半分でこんなリプライもありました。
“ファミコン版『聖闘士星矢』を作った人を見つけたらどうするんですか?”
“んもー、めんどくせえなー!”って思いましたし正直もうこのやりとりするのもウザイと感じていて衝動的に
“ぶっ殺すんですよ、いや冗談じゃなく”
って返してしまったのです。
はい、今ではもちろんちゃんと反省しています。
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我ながら当時は本当に大人げなかったと思いますし、あまりにも衝動的で短絡的な発言をしてしまったと心から反省しています。
だからこそ、“自戒の念”を込めて今回の記事をこうして赤裸々に綴っているわけです。
話を進めます。
ツイッター上でのやりとりとはいえ“ぶっ殺す”という発言をしてしまった人間がその後にどうなるかご存知ですか?
どれだけの人間に迷惑をかけることになったのか?
その一部始終をお届けします。
私のツイッター上での“ぶっ殺す”発言は瞬く間にネット上で拡散されて『まとめサイト』なんかでも取り上げられました。
そしてそれらの記事のコメント欄には私に対する非難のコメントで溢れかえっていました。
“ぴろし、この発言はダメだろ”
“アウトー”
“お前が死ね”
まぁボロボロに叩かれましたね。(当たり前ですが)(自業自得です)
しかし、中には
“よし見つけて殺せ、俺が許す”
なんて悪ノリしたコメントもありましたが、やはり自分自身“あー、しくじった、本当に反省しよう”って思っていたら“あるコメント”が目に留まりました。
“通報しますた”
“あー、もー、はいはい”――その時は本当にもういいかげん叩かれ過ぎててウンザリしていて、いや、まぁ、完全に自業自得なのですが“もうしょうがない、切り替えて仕事しよう”なんて思って無理矢理忘れようとしてました。
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そして翌日。
私は朝から移動で東京から飛行機に乗って北九州に向かっていました。
そして1時間30分後、北九州空港に降り立って携帯電話の電源を入れなおして驚愕しました。
“電話着信30件”
一瞬、
“え?は?なんだこりゃ?”
と驚きましたが履歴を見ると知らない番号だったので
“?間違い?電話?かな?”
と思ったのですが全ての番号が「092」で始まる番号だったので
“いや、092は福岡の市外局番だし間違いってことは無いのか?なんだろう?役所から何かの手続き?の?問い合わせ?いや、けどわざわざ俺の携帯にかけて来るかな?”
そんなことを考えながらもう反射的にその番号に掛けなおしてみたのでした、すると電話の向こうで
“はい、博多署刑事課です”
って言われて完全に固まりました。
“博多、署?刑事、課?え?なんだそりゃ?”
そう思いつつ
“えっとすいません、そちらの番号から大量に着信履歴があったので掛けなおしたのですが、間違い?ですかね?”
と伝えると、私の名前を聞かれたので“あ、松山と申します”と答えたら
“あー!はい、担当に回しますね、お待ちください”
と言われて、すぐに別の担当者が電話に出ました。
“松山さん?今どちら?なんで電話に出なかったの?”
“あれ?え?なに?本当にこの人からの電話が30件も?入っていたの?え?なにこれ?刑事課?ってことはこの人って刑事さん?”
と軽くパニックになりかけていたところでその刑事さんからストレートにこう告げられました。
“えっとね、松山さんの昨日の【殺害予告】の件で通報がありまして!今から調書取るからそのまま聞かれたことに答えてもらっていいですか?”
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