そんな浅い踏み込みで間合いに入ってきたら…切り返されても文句は言えへんで…?
「松山社長は『チェンソーマン』って知ってますか?読んでます?ボク、あの作品が大好きなんですよ」
先日、ゲーム業界を目指す学生さんとの雑談の中でふと言われた言葉です。
本当に文字通りこの言葉を言われたんですよ。
この私に。
一瞬なにを言われたのか理解できずに硬直しましたね。
数秒ほど思考停止して固まりました。
まるで0.2秒の領域展開で『無量空処』を喰らったような感覚でした。
「いつまでも情報が完結しない」という感覚。
頭の中で「え、なん、の、話?俺に言ってる、の?」という感覚です。
横にいた別の学生が質問者に「おい、失礼だろ」と言ったところで、ハッとして硬直は解けましたが、一瞬まるで理解が追い付かない状態になったのでした。
正直驚きました。
まさかそんな質問(雑談とはいえ)をされることがあるなんて。
私は6歳の時から少年ジャンプを1号欠かすこと無く全ページ読み続けていて、全ての漫画雑誌を定期購読していて、漫画の単行本は年間1000冊は買って読み漁っているという漫画ジャンキーとも言える変人です。(自覚あり)
もちろん『チェンソーマン』自体も少年ジャンプ連載時から読み続けていますし、ジャンプ+で連載中の第二部も楽しみに読んでいますし、単行本は紙の本と電子書籍を両方セットで購入していて繰り返し何度も読んでいる(当然ながら)大好きな作品のひとつですよ
そんな私に対して「松山社長は『チェンソーマン』って知ってますか?」なんて質問をされる日が来るなんて思ってもいませんでした。
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一応言っておくと、質問者に対しても何も怒ったりはしていませんからね?
むしろ「そうか、まだまだオレ自身のことを知ってもらうための努力が足りなかったな」と反省したくらいです。
気づかせてくれて感謝しているくらいです。
ゲーム業界を志望する学生さん全員がサイバーコネクトツーを志望しているわけがありませんし、みんなが私のことを理解しているはずがありません。
それは現実として事実です。
なので個人的な感情として、もっと伝える努力を怠らずに積み重ねていかないとな、と深く反省した感覚です。
ただ、しかし、一方で。
それと同時に頭の中に浮かんだのは「そんな浅い踏み込みで間合いに入ってきたら…切り返されても文句は言えへんで…?」という言葉でした。
私も人間ですから。
少なくともゲーム業界を志望している人間が私の前に立ってこの質問をしてきている時点で「大丈夫ですか?」という気持ちになったことは事実です。
ちなみに、この「そんな浅い踏み込みで間合いに入ってきたら…切り返されても文句は言えへんで…?」という言葉。
今回の記事タイトルにも引用させていただきましたが、とある漫画作品の中で登場したセリフです。
あまりにも的を得ていて汎用性の高いセリフだったので、しっかりと私の頭の中に刻まれていたセリフなんです。
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学生さんから「松山社長は『チェンソーマン』って知ってますか?」という質問をされた話はこれで終わりです。
あくまできっかけのエピソードとして紹介しただけです。
一番伝えたかったのは「そんな浅い踏み込みで間合いに入ってきたら…切り返されても文句は言えへんで…?」というセリフを生み出した、とある漫画作品の話なんですよ。
なんの漫画作品か、ご存じでしょうか。
その作品の魅力&紹介と共に今回のオチに繋げていきたいと思います。
それでは張り切っていきましょう!
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