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ゲームのサブスクモデルの未来
こちらの記事には続編記事(↑)がありますので良かったらそちらもあわせて読んでいただければと思います。およそ1年間でゲーム業界自体が変化してきたこととそれに関する私自身の見解も詳しく説明しています。
「ゲームにおけるサブスクモデルの未来はあると思いますか?」
最近少しずつこういった質問をいただくようになりました。メディアのインタビューはもちろんですが、学校講演の場で学生さんからもこういった質問が出てくるようになってきました。
サブスクとはサブスクリプションの略称で、要するに定額サービスのことですね。(定額を支払うことで一定期間利用し放題になるビジネスモデル)
映像系だとNetflix (ネットフリックス)やAmazonプライム・Hulu・Disney+ (ディズニープラス)などが有名ですよね。
ゲーム業界だと以下のようなサービスを各プラットフォームメーカーが提供しています。
PlayStation Now
Origin Access&EA Access
Xbox Game Pass
Humble Choice
Apple Arcade
GeForce NOW Powered by SoftBank
Project xCloud
Stadia
Nintendo Switch Online
VIVEPORT インフィニティ
Utomik
パッと調べただけでも実はこれだけあるんですよ。もっと細かく調べると更に数は出てくるかと思います。(興味のある方は自分で探してください)
いずれもが定額1000円前後から2000円弱くらいで1か月ゲームソフトが遊び放題となるサービスです。
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で、早速ですが冒頭にある「ゲームのサブスクの未来は?」という質問に対する私の考えは「極めて未来は無い」という答えになります。
あくまで個人的意見になりますが、私はゲームのサブスクビジネスが大きく広がる未来が全く見えません。
一見すると「え、定額で遊び放題!?めっちゃいいやん!」と思われるかもしれませんが、残念ながらゲームとサブスクモデルの相性は極めて悪いと私は考えています。
これからその理由をお話していこうと思うのですが、やはりかなり込み入った話しになると思われますので早々に後半部分に突入させてください。
なるだけ冷静に分析しつつ前向きにまとめていきたいと思います。
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ゲームのサブスクモデルの未来
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