第367号『.hack//20th Anniversary Book』
『.hack』シリーズ20周年!
Playstation2専用ゲームソフト『.hack//感染拡大 Vol.1』がバンダイより発売されたのは2002年6月20日でした。あれからちょうど20年。2022年である今年の6月20日にシリーズ20周年を迎える……ということでそれを記念した書籍がKADOKAWAより発売されます。
上記リンクにあるように各所で書籍の予約が開始されています。
表紙が眩しいお祝いの金色をイメージしたカイトでキラキラしていていい感じにまとまっていて、なおかつアオリとかも一切無くてシンプルで堂々とした装丁でカッコいいですね。
これ実は20年前に作られたCGをベースにレタッチして仕上げられた画像イラストなんですよ。
全くのゼロからイラストとして描き上げるよりも「当時のCGをベースにイラストとして仕上げたほうが記号的にファンの皆様に刺さるイラストになるだろう」と考えて作られたものなのです。
イラストのレタッチは弊社所属の漫画家・星樹が行いました。
ディレクションは当然ながら私でございます。
20周年らしいカッコいいイラスト(表紙)に仕上がったと思います。
ファミ通のECサイト『ebten』ではこの描きおろし表紙イラストを使用したA2サイズのタペストリーが同梱された『DXパック』も予約受付中ですのでよろしくお願いします。
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さて、こういった『20周年記念誌』などがどういった過程で作られているか・生み出されていくのかをご存じの方は決して多くは無いと思います。
ここからは熱心なファンの方に向けて・またこういった記念誌がどうやって作られていくのか、ということに興味津々なアナタに向けたお話をしていこうと思います。
「関係者がどういった思惑や情熱で記念誌を作っているのか」
その制作秘話を語れる範囲で語っていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
それでは張り切っていきましょう!
『20周年記念誌』の作り方
物事にはなんでも順番というものがあります。それらを時系列に沿って紹介しつつ、いったいどんな障害や想いが錯綜するのかを順にご説明させていただきますね。
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