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ゲーム業界志望者の合格率は5%

何度でも言いますが、ゲーム業界志望者が100人いたとして。実際にゲーム会社に(応募して)合格している人の数はわずか5人程度です。

本当に(文字通り)合格率は5%程度なのです。

多くの方が全国のゲーム系専門学校や大学に通って、勉強して就職年度を迎えて就職活動をやった結果がこんな感じの実情なのです。

これが(残念ながら)非情な現実です。

参考までにお伝えしておくと、サイバーコネクトツーの2023年4月の入社者(合格者)18名に対する応募総数で割った合格率はわずか3%です。

毎年だいたい20人から30人ほどの新入社員を採用したい、と考えていて人事スタッフや開発スタッフと採用活動を行い、1年間の応募総数が少ない時で700件から800件くらいで多いときは1000件ほどの応募があります。

いつの年度で算出してもだいたい応募総数に対する合格率は3%から5%である、というのが現状です。

ちなみにサイバーコネクトツーよりも大きい大手企業(ゲームメーカー)なんかだと、採用人数40名程度の募集に対して応募総数は6000件を超えています。

そうなると合格率はなんと1%未満である、という現実が見えてきます。

こうして見ると「やっぱりゲーム業界は狭き門なんだなぁ」と思わざるを得ません。

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本当にゲーム業界は狭き門なのか?

応募総数に対する合格率だけで見てしまうと、実際の話3%から5%ぐらいなので事実として狭き門である、と言わざるを得ないのですが。

本当にそうなのでしょうか。

私の肌感覚で言葉にしてしまうと「ゲーム業界は誰でも入れる割と楽勝な業界である」という感じなんですよ。

「やるべきことさえ最低限やっておけば誰でも入れるのがゲーム業界」

そんなに多くのことは求めてはいないんです。

ゲームソフトを開発するために必要な技術と知識が基礎レベルで備わってさえいれば、十分に合格できます。

なのに実態は合格率3%から5%。

いったいどんなカラクリがあると思いますか?

まぁカラクリなんて言葉が相応しくないほどに悲しい実態がそこにはあるんですよ。

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要するに誰でも出来る仕事だと舐められている

またちょっと語彙が強くなってしまうかもしれませんが(けどそれくらい強く伝えないと伝わらないので言いますね)、ハッキリ言ってゲーム業界を志望する人のほとんどがゲーム業界のお仕事のことをよく知らずにわからずになんとなくという認識の中で応募してしまっている、ということです。

不合格になってしまう人のほとんどがテキトーに考えています。

なんなら「ワンチャン、イケっかな、無理なら別にいいけど」くらいの感覚、と言うとまた「言い過ぎ」と叱られてしまうかもしれませんが。

不合格者の中にはポートフォリオ(作品集)の中にオラフ(映画『アナと雪の女王』に登場する鼻が人参で出来た雪だるまのキャラクター)のイラスト一枚だけ描いて送ってくる人もいらっしゃいます。

「どうですか?ボクには才能ありますか?やっていけそうですか?良かったら評価してください」

真剣な眼差しでそうおっしゃるんですよ。

「どういうつもりですか?」と、こちらが聞きたいくらいです。

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最低限度のやるべきことすらやって無いし調べてもいないから話にならない

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