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僕の牙はもう届きますよ

マイナス1日からのスタート

久しぶりに発熱(38度)してしまって、月曜日はホテルでずっとおとなしく寝てました。(先週の話です)

もともと手洗い&うがいを過剰にやる性格というかそういう習慣が身についているので、風邪どころか病気らしい病気をしないんですね、私は。

特に世の中の多くがアルコール除菌などを気をつけてくれるようになったおかげでますますお店や公共機関なども衛生面で安心できるようになってきていて、ますます病気することは無くなっていたのですが。

なぜか、たまに、こうやって不思議な発熱をするようなんですね。

まったく原因は不明なんですけど。

そして長引くことも無くたった一日で平熱に戻るので、翌日の火曜日の朝からは早々に復帰して全力で仕事をしていましたよ。

「たまには休め、って身体が言ってるんですよ」なんてことをよく周りからは言われたりもしますが、私の身体は「休みたい」って思っている気がしないんですよね。

「漫画読みたい・映画観たい」とは常に言ってるとは思うんですけどね。

寝てても背中が痛くなるだけで、なんのリフレッシュにもなりませんしね。

風邪で発熱してもただ寝てるだけの無駄な時間を過ごしてるとしか私は思えません。

が、こうなっては一刻も早く完治させるしかありませんので、真面目に治すことに全力を尽くします。(で、完治しました)

おかげで今週は通常よりも一日分仕事量が減ってるので、復帰後はその遅れを取り戻す勢いで全力で仕事をしました。

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何年やっても毎日が運命の出会い

こういう生活を20年以上も続けてきて、周りから見ると同じ事を繰り返しているようにすら感じられるかもしれませんが。

それでも毎日を生きているだけでいろんな事が起きますし、20年叶わなかったような運命の出会いを迎える日がふとやってきたりもします。

今週はまさにそんな運命の出会いがあったタイミングでした。(性質上、その詳しい話は出来なくてごめんなさい)

たまたま人の紹介で出会った会食の場での出来事でしたが、やっぱり身体が「ドクンッ」ってなりましたし、思わず「とうとうお会い出来ましたね」と言葉にしてしまいましたからね。

いっぱい仕事をしていると「いつか、そこへ」と切望しながら目標にしている事柄がいくつも生まれてくるのですが、今週はまさにそんな奇跡を体験出来て本当に嬉しい日となったのでした。

「望んでさえいればいつか必ず届く」そうずっと考えて願って欲しがって欲求し続けていたら、必ずそこに辿り着くんだな、って改めて思いました。

もちろんまだ入り口に立っただけなので、本当の打席はこのあとに待っていますので、やがて訪れるその瞬間まで決して油断することなく虎視眈々とケモノの前傾姿勢で備え続けておこうと思います。

「今週は月曜日から発熱して一日を損したような気分でいたけど、こうやって一気にひっくり返すほどの運命の出会いだってあるわけだから、なんか世の中の因果律システムってよく出来ているもんだな」

そんなことを考えながら、ホテルに戻る深夜のタクシーの中でふと『ある言葉』を思い出しました。

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これは何年か前に、ゲーム業界の(複数社の)若手プロデューサーと飲んでいた時のエピソードですね。

ゲーム業界は割と年齢や立場や職種に関係無くみんな集まって飲み会という名の、情報交換会が開かれたりします。

そこでは最近起きた社内事件だったり、業界ニュースや会社のこと・人のことなどをみんなで無軌道に飲みながら語ったりするのですが、その中の一人がふとこんなことを呟いたのでした。

「僕の牙はもう届きますよ」

一瞬あまりのセリフの響きのカッコよさに、お店全体が「ピリッ」っと電流が走ったかのような衝撃(パルス)を感じた気がしましたが、きっと気のせいだと思います。

けど、それくらい「なんかカッコいいセリフ」じゃないですか。

言ってみたいじゃないですか、「僕の牙はもう届きますよ」って。

まるで時が止まったかのように、みんながその言葉の発言者に注目してそのエピソードに耳を傾け始めました。

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