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ゲームのパッケージ販売の謎

松山 洋 サイバーコネクトツー

『戦場のフーガ3』5月29日発売！

ようやく発表することが出来ました。

シリーズ完結作である『戦場のフーガ3』が2025年5月29日に発売されます。（ということを発表しました）

また同時に、日本国内のみではありますが、パッケージ版（Switch版）も発売となります。

＊これまではずっとダウンロード専売だったのです。

しかも『戦場のフーガ3』だけではなく、『戦場のフーガ』も『戦場のフーガ2』も新価格（少し安い）となって同時にパッケージ版（Switch版）が発売されます。

タラニスのメタルフィギュアやアートブック＆サントラなどが同梱された限定豪華版『トリロジーボックス』も同時発売です。

本当にモリモリで一気に情報が出てきましたね。

お待たせした分、ここから一気に情報を出し続けていきますよ。

ちなみに、『トリロジーボックス』は完全に限定生産なので早めに予約されることをオススメしておきますね。（Amazonでも予約購入可能）

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開発状況は最終段階

さて、肝心のゲームソフト『戦場のフーガ3』の開発状況はというとですね、現在は開発チームといよいよ仕上げの最終段階に突入している感じです。

基本的にほぼ出来上がってはいるのですが、細かな調整やバグの修正だったり、更なるクオリティアップを行っている感じです。

その最終チェックは必ず私の手で行われていて、（わかりやすく言ってしまうと）『私がOKを出さない限り完成はしない』というルールで進行しています。

まぁこれは別に『戦場のフーガ3』に限らず、サイバーコネクトツーで手掛けている全てのプロジェクトがそうなんですけどね。

ゲームも漫画もアニメもドラマも、イラスト1枚においても必ず私の最終確認があるのですよ。

クリエイティブに関しては必ず全ての素材と仕上がりを私がチェックしてオッケーorリテイク指示を出しています。

それ以外のことに関してはそれぞれの部署や担当者に任せることが多いのですが、クリエイティブだけはどうしても私が直接的にチェックを行っています。

これはサイバーコネクトツーがずっと実践してきたことであり、このチェックによってある一定の水準が保たれていると思ってください。

そして、先日も『戦場のフーガ3』の何回目かの最終チェックを行いましたが、『完全に目指していたゴールに辿り着いた！』という手ごたえを感じましたよ。

これなんです、『戦場のフーガ』というプロジェクトを始める時にイメージしていた復讐三部作の帰結点はまさにここなんです。

ここに辿り着くためにやってきたプロジェクトなんですよ。

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パッケージ版の謎と戦略

我々ゲームクリエイターは色んな想いと技術を乗せて一本のゲームソフトの中に注入するのが仕事ですので、あとはお客様に手に取っていただいて楽しんでもらうだけなのです。

あとは、どうぞよろしくお願いします、とだけ言っておきますね。

（まずは最後までしっかりと仕上げて完成させます）

さて、ここからはお客様からいただいている質問にお答えしたいと思います。

今回の『戦場のフーガ3』の発売日とパッケージ版（Switch版）の発売を告知した際に、出てきた素朴な疑問だと思いますのでこの場をお借りして（完全に裏話になるのでここだけです）お答えしようかと。

ぶっちゃけた話、もう、これについてですよ。

「パッケージ版の発売が凄く嬉しいです！どうしてもパッケージで手元に置いておきたかったので。ただ、これまでずっとダウンロード専売で展開してきて、結局こうやってパッケージ版を発売するのならなんで最初から出さなかったんですか？」

まさに素朴な疑問というやつですが、こういう感想や意見＆質問が非常に多く寄せられたんですね。

なんなら業界の人間からも「なんで最初から出さなかったの？」と直接聞かれることもありました。

まー、わからないですよね。

なので、説明させていただきますね。

どういう戦略だったのか、を。

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まずは実績と根拠を作る

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