だから俺のような人間が必要なんだ
色んなゲームコンテストの審査員やってます
『ゲームクリエイター甲子園』『GFF AWARD 2023』『神ゲー創造主エボリューション』『DA-TE APPS 2023』、これらは全部ゲームを制作するコンテストであり私自身が審査員として参画しているプロジェクトとなります。
実はこういったゲームのコンテスト以外にも漫画賞の審査員を務めさせていただいております。(色々いっぱいやってます)
最近はただ学生さんが制作したゲームソフト作品を募集して表彰するだけでなく、その過程で努力し奮闘する姿をドキュメントで撮影して番組としてテレビ放送するなんてこともやっています。
『神ゲー創造主エボリューション』はまさにそれで、先日(2023年2月23日)NHKで1時間番組として放送されました。
NHKの撮影班がおよそ半年間にわたって学生さんに密着取材を行い、その都度(私を含めた)審査員が中間チェックをしながらアドバイスをしたりしながらゲーム作品を仕上げていってそれを番組内で最終的に審査しました。
だいたいどのゲームコンテストも募集開始→選考→審査までのスパンは半年ほどありますので、かなりのロングスパンで作品を見守りつつアドバイスをすることになります。
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基本的に審査員は断らずに全部受けます
この手の審査員は当然ながらそれぞれのコンテストを運営している人たちから私宛に直接オファーをいただいています。
「○○○○というゲームコンテストを企画している者です、松山さんに審査員を務めて欲しいのですが受けてもらえますか?」
こんな感じで割とストレートに連絡をいただきます。
面識のある人からはメールで連絡が来ますし、面識が無い人はTwitterのDMだったりFacebookのメッセンジャーなどから連絡をいただくこともあります。
で、だいたい私はこの手の審査員のオファーを断りません。
よほどの理由が無い限りは基本的に全部受けます。
謝礼があっても無くても受けます。
別に暇なわけではありませんよ?
「ゲーム業界全体の未来を考えた上で若い才能を応援したい」と率直にそう思っているので、どんなに忙しくても引き受けるようにしているというわけなんです。
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放っておくと大変なことになるのです
ハッキリ言ってしまいますが、正直こういったコンテストの中にはわけのわからないアーティスト崩れのクソみたいな大人がしたり顔で偉そうにして、これまたわけのわからない基準で評価をしていたりするのです。(経験談)
過去にそういったコンテストを私自身いくつも見てきました。
ゲームコンテストなのにその審査をゲームクリエイター以外の大人がやる意味ってわかりますか?
私にはまるで意味がわかりません。
なのに、(適した人材が見つからなかったからなのか)結構な頻度でよくわからない大人がよくわからない評価基準で審査をしていたりするのです。
正直、未来ある若者(ゲームコンテストに応募してくる学生)からしてみたらたまったもんじゃありませんよ。
けど、いたいけな学生さんはそういった評価(意見)ですら「大人がそう言うのならそうなのかも」と思ってしまいます。
ぶっちゃけますが、私はそういった悪い大人を排除して正しい基準でゲームコンテストを運営・実施・評価・表彰してもらうために様々なコンテストの審査員を受けさせてもらっている、と言っても過言ではありません。
この世には悪が多すぎるんですよ。
だから私が必要なんです。
「うるさい・黙れ・わかのわからんことを言うな・お前はいらん・帰れ」と大人に言ってのける大人が必要なんです。
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評価基準は明確にエンタメであること
私がコンテストの審査員を受ける際には明確に「あくまでエンターテインメントとして正しく評価できるものを表彰します」と宣言して、それを理解してもらった上でそのオファーを受けるようにしています。
「そんなの当たり前では?」と思われるかもしれませんが、意外とそんなことが無いから困ったもんだって話なんです。
例えばこんな(↑)理由で評価されていたらどう思いますか?(あんまり言いたくはありませんがどれも実際にあった本当の話なんですよ)
「ふざけるな」と言いたくなりませんか?私は実際に「ふざけるな」と一蹴したことがあります。
「芸術点なんか関係ない、ゲームソフトは面白そうか?面白いか?遊びたくなる魅力があるか?売れそうか?それだけが基準なんですよ。3年連続で応募してるからなんですか?だから面白くなっているのなら評価しましょう、そうでないのなら努力不足ですよ、頑張っているかどうかは関係無い、作られた作品が全てなんです。楽しそうに作っていてもゲームソフト自体が面白くなければ意味なんて無いんです。歯を食いしばって苦しそうに作っていても面白ければ合格なんです。クリエイターを侮辱するのはやめてもらいましょうか。つか、そんな考えで審査しようと思ってるのならお前はいらん、帰れ、ふざけるな」
といった具合です。
ゲームソフトはエンターテインメントなんです。
ゲームコンテストで表彰された人はそのままどこのゲーム企業にでも就職できる能力があるはずなんです。
それを作品よりも人柄や努力の過程の姿で評価してしまうと、コンテストで優勝したのにどこのゲーム企業にも就職できないという哀れな子羊を生み出してしまうことになるんです。
だから私が必要なんです。
この世にはまだまだ倒すべき悪がたくさん存在していますので。
これからもクソみたいな大人を渾身の力を込めてブッ飛ばし続けて生きていきますね。
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そもそも不思議だと思いませんか?
どんなゲームコンテストだって企画するのにも運営にもコストがかかりますし結構な労力も必要ですし、たくさんの人間がみんなで力を合わせて実行していくものなんです。
それなのに審査員の人選を間違えたりしますかね?
クソみたいな大人を審査員として連れてきた人たちはいったい何を考えているのでしょうか?
ここからはその奥にある闇の部分に触れていきますね。
覚悟はいいですか、悪とはこうやって誕生しているのです。
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だから俺のような人間が必要なんだ
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