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私にお土産を渡さないでください

何も持ち歩かない男の日常

まぁ、上の投稿にもありますが、一応改めて言っておくとですね(わざわざ言うことでもないっちゃ無いのですが)私は普段からなんにも荷物を持ち歩かないんですね。

手ぶらってことです。

荷物を持たないんです。

漫画『チェイサーゲーム』の中でも表現した(第7巻参照)ので、読んだ人はご存じかもしれませんし、私と普段から直接会うような関係性にある人はもっと知ってるとは思いますが、本当に何も持ち歩かないんですよ。

「へ~、あ、そう」と思われるかもしれませんが。

たぶん、リアルで直接会うとだいたい驚かれます。

「あれ?松山さん、お荷物は?」なんてことを聞かれます。

当然ながら「あ、私は荷物無いです、荷物は一切持ち歩かないので」と、その都度お答えしているのですが、やっぱり驚かれます。

日常的にホテルから会社に向かう時に手ぶらで出勤している、ということだけでは無いんですね。

例えば出張で、どこかに行く時も、それが2泊三日だろうと基本的に何も持って行かないんです。

過去に一番酷かったのは、韓国出張(2泊三日)の際にポケットにパスポートだけ入れて行ったんですね。(リュックもスーツケースも無しです)

さすがにその時は出国審査&入国審査のタイミングでそれぞれ止められましたけどね。(根掘り葉掘り聞かれました、たぶん運び屋的な何かだと疑われたんだと思います、それでも強行突破して説得して怪しいものでは無いことを理解してもらって、手ぶらで行って帰ってきました)

改めて、言葉にしておくとですね、嫌なんですよ、荷物を持ち歩くのが。

絶対に手ぶらで生きていきたいんです。

海外の空港とかで、預けたスーツケースが(あのグルグル回って)出てくるのを待つのが死ぬほど嫌なんです。

時間の無駄、というよりも、人生の無駄だと思っているくらいです。

そして常に両手は空けておきたいんです。

リュックも何も持ちたくないんです。

身軽がいいんです。

本当に必要なものは現地で買えばいいし、世界中のどこのホテルでもランドリーはついてますので、服や下着は洗濯すればいいのですよ。

それくらい荷物を持ち歩くのが嫌なんです。

「なんでそこまで?(執着するの?)」と思われることも多いですが、まぁ個人の勝手なのでほっといてください、というのが本音なのですが。

なんでこんな話をわざわざやってるのか?という本題の話をしますね。

*****

私にお土産を渡さないでください

本当に非礼を承知で心よりお願いさせていただくのですが、特に学校関係者の皆さまに向けて(この場を借りて)声を大にしてお伝えさせていただきますね。(良かったら企業の方もよく聞いてください)

私が年間100回やっている学校講演で訪問した際に「本日はご講演いただきありがとうございました、こちらお荷物になってしまうかもしれませんが」と言いながら、その土地の銘菓などを渡さないで欲しいんです。

本当に有難い話ですし、(学校関係者の皆さま方には)なんにも悪気は無いと思っているんですよ?

けどね、上に書いてある通り、ホントに私は荷物を持ち歩かないという生き方をしていて、ひとつの学校で講演を終えたらだいたいそのエリアにある他の学校に向かってまた同じように講演をやるというパターンが多いんですね。

訪問した先々でその都度で銘菓をいただいてしまうと、その日の夕方くらいには紙袋にいっぱいの銘菓を詰め込んだ状態で移動しなければならなくなるんですね。

それが非常に困るし、いや、今も困っているんですね、正直、だからこの場を借りてわざわざ言葉にしているんです。

私のことをよく知っている学校関係者の方はそれを理解した上で「松山社長は手荷物を好まれませんよね?お礼のお菓子は福岡本社にお送りしておきますね」と言ってくれることもあります。

理解が早くて助かります。(助かっています)

けど、最近なんかでも新しい学校だったり、久しぶり(数年ぶり)に訪問する学校だと担当者も変わっていたりして、すぐに「これ良かったら、つまらないものですが」と銘菓を渡されてしまうんですね。

もう一度ハッキリ言いますね。

私にお土産(銘菓)を渡さないでください。

私は一切の荷物を持ち歩きたくないのです。

困ります。困っています。

私の両手は常に空いている状態でないといけないのです。

だって両手が空いてないと、いざという時に困っている誰かを咄嗟に助けるために、手を差し出すことが出来なくなってしまうじゃないですか。

私の両手は常に、困っている誰かに手を差し伸べるために存在していると思ってください。

銘菓が入った紙袋を持つためには存在してはいけないのです。

そういう生き物だと思ってください。

本当にお気持ちだけで充分です。

感謝の気持ちを伝えたい、とおっしゃるのであれば言葉だけをください。

それだけだと学校側の気が済まない、とおっしゃるのであれば漫画『チェイサーゲーム』の単行本を買って生徒に配ってあげてください。

『熱狂する現場の作り方』でも『エンターテインメントという薬』でも構いませんよ。生徒に配ってください。(きっと勉強になります)

弊社の人事担当者に言ってくだされば、値引きさせていただきますし送料だって無料でお送りしますし、なんなら希望者には(喜んで)サインだって入れさせていただきますので。

だから、頼むから、私にはお土産を渡さないでくださいね。

私が誰かを助けられるように。

両手を常に空けていられるように。

何卒、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

*****

なんとも不躾なお願いとなってしまいましたが、ご理解いただけると幸いでございます。

さて、ここからは少しまた毛色の違う話をしていこうと思います。(言いたいことはちゃんと言ったので)

現在撮影中のドラマ『チェイサーゲームW2 美しき天女たち』の話と、今週号の少年ジャンプに掲載された『呪術廻戦』の話です。(どうしても話したい)

順番にいきますね。

撮影好調『チェイサーゲームW2』!

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