【Z李逮捕】「◯◯好きな奴に悪い奴はいない」は嘘やないの?
14日、Z李氏の中の人を含む数名が住居侵入の罪で逮捕された。
逮捕容疑としては、盗まれたバイクを取り返そうと盗んだ犯人が住むマンションに強行侵入したらしい。
それ以外にもトクリュウと関係があるとかないとか、余罪がポロポロ出そうだ。
Z李氏はXでは結構有名な人で、歌舞伎町に出没する、ダークヒーロー的立ち位置のインフルエンサーという印象が強い。
フォローしたことはないが、頻繁にRTで回ってくるので一応存在は知っていた。
逮捕されてから知ったが、どうやら彼は過激な言動の裏で炊き出しや保護猫活動にも精を出していたとのこと。
まぁ、よく知らない人間からすると猫や炊き出しで善行をアピールしてるけど本業は結局そっちか。色々やらかしてたんだな〜って印象は否めない。
このニュースに対してXでの反応でいくつか気になるものがあった。
「猫ちゃんどうなるの?」
「猫が可哀想」
と、本人の心配より猫の心配をする有様。
特に猫好きという面で彼を知りフォローしてた愛猫家も多いだろうから、ショックなのも致し方ない。
個人的には、正直よく知らないインフルエンサーがパクられようとどうなろうとどうでも良いんだけど、真面目に彼と一緒に諸々の活動に関わっていた人たちは可哀想だなと感じる。
ここでちょっと思い出す日本語的言い回しがある。
今回のケースの場合は◯◯の部分に「猫」を入れたくなるかもしれないが、本当にそうかな?と思う。
これを言う人って、「自分と同じジャンルが好きな人に悪い人なんているわけが無い」と思いたいだけなんじゃないかなって。
きっと妄信的思考の一種だ。
猫が好きというのはその人物のひとつの側面かもしれないけど、だからと言って善人とは限らない。
逆を言うなら猫が嫌い/苦手な人でも、周りからの信頼に足る人物というのはいる訳で……
元々Z李氏にバリバリ反社を感じて怖い、不信感を抱いていた人も多いだろうから、いくら猫が好きだからと言って、彼の諸々の疑いを含めた行為そのものを擁護するのはお門違いじゃないのか。
ひょっとすると「猫が好き」というより利用してたんじゃないかとさえ思うよね。
保護猫活動も資金調達のためのお手軽ビジネスとしか見てなかったりして……
仮にそうだとしたら猫たちも良い迷惑だ。
こういう「見るからに悪い奴、実際に悪いことをはたらいてる奴が社会にとって表向き良いことをしたら賞賛されがち」な現象ってなんなんだろうなーって。
今回のZ李氏の逮捕は色々世間を揺るがせた。
反グレ組織と近しいかつネット上で度々炎上を起こすような人間を妄信する世の中は狂っているんじゃないか。
普段から目立たないけど真面目にコツコツ活動している人こそ、真に評価されてほしい。