【プログラミングとキャリア1】新卒でシステム会社に入ってみた。
現在、コーディング、Webデザイン、ディレクションなど、Webサイト制作を包括的に行っており「プログラマー」ではないものの、
Webサイトのコーディング
Webサービスの開発(個人)
プログラミングスクールの講師
GASなどで業務の自動化・効率化
といったプログラミングとは切っても切れない関係になっています。
そんな僕がどのような経緯でプログラミングを始めたのか、どんな学習方法をして仕事に活かしたのかを紹介します。
もちろん失敗もしてきたのでそちらも紹介しますね。
思い出を美化していまっているかもしれませんのでそこもご容赦ください🙇
プログラミングを始めたきっかけは消去法だった…
「プログラミング」や「プログラマー」に興味を持ち始めたのが、就職活動を始めようとしていた大学3年生の終盤。
そんな僕が就職活動を始めるにあたって問題だと思っていたことは、学部の先輩方の就職先が自分に合いそうになかったということ。
金融や営業部隊など、いわゆる「文系職」。
優秀で頭のキレる人はコンサルティングファームなどに就職していました。
頭の回転が速いわけではなく、体力もないので、営業やコンサルには向かないだろうなと思い、断念。
金融系は身内が就職しており、いろんな苦労話を聞いてきたので良い印象がありませんでした。
営業職もコンサルティング系も金融系も全て説明会に行きましたが特に印象が変わることなく…。
そこで思ったのです。
「興味のある仕事がない…詰んだ…。」
そこで必死に色々と調べているうちにTwitterでこんな文言を見つけました。
「文系でもプログラミングはできます」
今となってはこんな謳い文句、「情報商材屋」だとか言って嘲笑するのですが、何も持っていない自分にとっては一歩前進させてくれる一言だったのです。
とりあえず、どんな学習が必要なのかを調べ、「Progate」というサービスを見つけました。
お試し程度に学習しようと登録。
Progateで学習をしながら並行してシステム会社の説明会へ行くことにしました。
システム会社の説明会。自分にとっては魅力的に見えた。
早速システム会社の説明会に行ってみることに。
説明会自体は10社くらい行きました。
その時に抱いた印象はこんな感じ。
手に職がつく!!
未経験から始められるらしい!
室内で仕事ができる
雰囲気が良さそうな会社が多い
パワハラがなさそう
怒鳴ってくる人とかいなさそう!
私服で出社できる会社もある
働き方を選べる会社もある
就職した会社じゃない会社で働くこともある…だと…?
先に挙げた「合わない職」よりも働き方としてはマシかなと思いプログラマーになると決意。
また、さらに調べてみると「独立しやすい職種」として名前が挙げられており、「起業とかしてみたいな」と思っていた僕にとってすごく魅力的に見えました。
そのまま軽く勉強しながら就職活動を続けました。
今となっては新卒の就活生って無知ゆえに「くだらない思考」で行動するんだな…と思ったりします…。
でも結局は今につながっているので結果オーライです。
就職した企業
就活の結果としては
エントリー:12社ほど
面接:7社
内定:4社
就職活動の結果としては内定したシステム会社に就職しました。
概要としては
SESと自社開発どっちもやっている
東京の他に拠点がある
未経験から入社できる
研修3ヶ月→実務
社内に出社する際は私服OK
ちょっと緩めなSES企業?といった印象でした。
「研修3ヶ月」ということでお金をいただきながらスキルを身につけることができるということが大きな誘引となりました。
ここまでのプログラミング学習は入社までの準備としてProgateやドットインストールで軽く勉強したり、基本情報技術者試験の勉強をする程度でした。
初めてのメイン言語は「Java」
システム会社に入社後、東京本社で研修が3ヶ月ありました。
研修内容は以下のような形。
IT概論
HTML/CSS
JavaScript
Linux
Java
SQL(Oracle)
Spring bootでECサイト作り
プログラミングだけでなく、パズルゲームや水平思考ゲームなども研修内容に組み込まれており、同期の中でも結構得意だった記憶があります。
学習は全体的に楽しくできました。
入社前に軽く学習していたというのもプラスに作用しました。
一番キツかったのは「質問してね」と言われても、わからなさすぎてどう質問したらいいかわからなかったということ。
最後の方にはやっと少し理解はできてきましたが、学生時代からプログラミングをしている同期には追いつけないレベルでした。
3ヶ月の研修後、早速実務へ。
3ヶ月の研修が終わり、自分の希望で大阪支社に勤務することに。
大阪支社では60人ほど在籍しており、その多くの社員がエンジニアとして現場仕事をしていました。
新卒社員は社内案件を先輩社員と共にこなしていくという仕事内容でした。
SESでよく聞く経歴詐称みたいなものは全くなく、経験がないなら社内で受注した案件で実務経験を増やしていくというスタンスで、今となってはいい会社だったなと思っています。
服装や髪型の指定もなく、休みや半休が取りやすいなど、割と融通が効く支社で雰囲気も悪くありませんでした。
初めての実務はVBA
初めての案件はVBAで業務管理システムを作るといったもの。
VBAは触ったことがなかったものの、研修で学んだJavaほど複雑さはなく、さらにそんなに難しい要件ではなかったのもあり、なんとか乗り越えることができました。
2つ目の案件はJava
2つ目の案件はJavaのフレームワーク「Spring boot」を利用したWebサービスの開発でした。
研修で少ししか理解できなかったあのJavaと対峙する時。
結果として、先輩社員のサポートもあり、思ったより円滑に案件を遂行することができました。
ちょっとキツかったのが決済APIを使用しており、そのAPIにない機能を「あるはずやろがい!」という風に先輩に言われ、サポートに問い合わせてもないと言われ、それでも実装しなければいけないことでした。
結果としては別の機能を少し操作を挟んで同じような機能として扱うといったちょっとした発想の転換で実装ができました。
無事、案件を終えることができました。
実務をしながらも合間に学習を続ける毎日
研修で学習はしたのはいいもののやはり理解が浅いと感じた僕は
往復の電車
帰宅後
土日祝
といった会社以外の時間も学習をしていました。
内容は研修内容の復習や技術的な情報収集。
さらに副業的な仕事もできないかと思い技術ブログを始めたり、クラウドソーシングや転職サイトに登録して自分の市場価値を調べたり…みたいなことをやっていた気がします…。
1年目で辞めた新卒社員
全く会社に対して不満がないにも関わらず、僕はその会社を辞めました。
理由は「隣の芝生が青く見えた」ということ。
ただの我儘です。もちろん育ててくれた会社には感謝しています。
色々と情報収集をしているうちに「Web制作」という領域を見つけ、Webデザインやマーケティングによってお客さんの売上の向上に貢献できるということを知りました。
さらに「プログラミング」のスキルを活かすことができるということ。
自分のやりたいことが「業務効率化」よりも「売上の向上」だと感じたのです。
そこで転職を決意。
辞めたい気持ちのままズルズルと引き延ばすのは好きではないのでそのまま退職の手続きを行い、並行して転職活動を行いました。
次回:システム会社からWeb制作会社に転職してみた。副業もしてみた。
新卒で就職したシステム会社を辞め、Web制作会社に転職することを決意したのだが…案の定難航してしまう…。「転職の神」は存在するのか…。
次回『システム会社からWeb制作会社に転職してみた。副業もしてみた。』
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