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【プログラミングとキャリア2】システム会社からWeb制作会社に転職してみた。副業もしてみた。

この記事は以下のストーリーの続きです。
良かったら読んでいってください!


【前回までのあらすじ】1年目で辞めた新卒社員

システム会社を1年目で辞めてしまったその理由は「隣の芝生が青く見えた」ということ。

色々と情報収集をしているうちに「Web制作」という領域を見つけ、Webデザインやマーケティングによってお客さんの売上の向上に貢献できるということを知り、さらに「プログラミング」のスキルを活かすことができるということが大きな魅力になりこのような経緯となりました。

Web制作会社に転職

新卒ですぐに会社を辞めたということもあり、転職活動は難航。
いろんな場所で説教めいたことを言われました。
それはわかっていたことなのでそこまで大きなダメージはなく、愚直に転職活動を進める日々。

転職活動を始めて2ヶ月。
2社ほど、派遣社員としてなら雇っても良いという会社があり、そのうちの1社に即派遣社員として参画しました。
制作会社としてはそこそこ規模が大きく、大きめの規模の案件が多いイメージでした。

(後で知った話、派遣社員でいただいていた給料が3年目の正社員の方より良かったみたいです…)

業務内容はいわゆる「Webコーダー」。
プログラマーの経験を活かして貢献してほしいとのことでした。

最初の案件は小さな更新作業から

制作会社に入って最初に経験した業務は運用・保守をしている地方公共団体サイトの更新作業でした。

作成された誌面からマニュアル通りにテキストをサイトに反映するという細かい作業。月に一回行われるそうです。
ここでサイトにおける「文字の重要性」や「効率化」を学んだ気がします。
機種依存文字は使わない。表記揺れや誤字は報告。一桁の数字は全角(これは案件による)といった形。

少しずつ大きな仕事を与えられるように

仕事に慣れてきて1ヶ月ほどでサイトの改修や新規構築、大規模リニューアルなどの仕事も与えられるようになりました。

その会社は主にWordPressを利用しており、ここでWordPressのコーディングスキルを身につけました。
EC-CUBEやMovableTypeも使っていましたが、少ししか触りませんでした。

一番怖かったのが「データベースの置換」。
テスト環境で作成したWordPressサイトを本番環境に置換する時にプラグインを使わずに「Search Replace DB」というツールを使って置換していました。

誤字でサイトが動かなくなってしまったりヒヤッとすることがありましたが、ここは元プログラマー。
データベースはある程度触れたのですぐにリカバリーすることができました。横着は良くないですね(ちょっと注意された)

先輩やディレクターのサポートがあり多くの案件で実務経験を積むことができました。

ちょっとずつコーディングではない仕事も。

ディレクターさんによるとどうやら僕の作業が比較的早いようで、追加で技術選定や調査、業務効率化ツールの開発、アシスタントディレクターの業務を頼まれるようになりました。

  • Gitの導入(退職まで導入が間に合わず)

  • XDの導入

  • 他のCMSについての調査(ヘッドレスCMSなど)

  • GASを利用した自動化ツール(4つほど)

  • 提案書の作成

  • クライアントへのヒアリング

  • WFの作成

  • 設計書、ページ構成表の作成

といったようなことを行いました。
ここでもプログラミングのスキルを活かすことができて光栄でした。

また、これらの調査や効率化の作業が現在のフリーランスとしての技術提案にも活かされています。

副業でちょっとずつお仕事をいただけるように

制作会社で勤め、ある程度Web制作の業務内容を理解できた(おこがましい)ので、クラウドソーシングで副業の仕事を探してみることに。

でも忙しくなってしまってはいけないので(おこがましい)同時に応募するのは2〜3案件程度。

応募して10件目くらいで初めてお仕事をいただけることになりました。

業務内容は「デザインは作るのでコーディングをしてほしい」とのことでした。

打ち合わせで「同価格でサーバーの移行をお願いします」と言われ、できないことはないので承諾しました。
ちょっと思うことがあったものの、無事完了。

その後、発注者の方とLINEを交換し、コーディング業務を頼まれました。
色々とあったもののコーディングも完了。
しかし、LINEを交換して直接取引をしまったのが運の尽き。
報酬未払いで2年間ほど支払いがなかったというのは別のお話…。(その後定期的にしつこく連絡していたら折れて半額を支払ってもらえるようになりました…)

有料記事に書いていますが、愚痴をこぼしていたり業界の「闇」みたいなものに触れており負のオーラ満載なため有料にして制限したまでです…買わなくて良いですよ…

プログラミングスキルが転職に役立ち、副業もできるように

Web制作会社に転職できたのも、副業でお仕事をいただけたのもプログラミングスキルがあったからといっても過言ではありません。

そして僕はそのスキルをなるべく高いお金をかけず、身につけてきました。
運よく新卒というタイミングで研修を受けさせていただいたのも大きいですが、スキルの定着に貢献したのはやはり「実務」

実務で使うスキルは実務で身につける。

今この考えを持っているのは実務を経験したからこそ。

とはいえ、未経験から学習を始めるのは簡単ですが、そこから実務にありつくまでが茨の道。
初学者の方はできるだけ実務に近い学習ができるようにメンターをつけたり、実務を体験できるスクールを受講することをお勧めします。

次回:プログラミングスキルを身につけて学んだこと。

今回、「プログラミングスキル」を軸に新卒から転職したり、副業をしてみたりと経験を語りましたが、そこから学んだことも次回のnoteにまとめていきます。



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