レラ♂とピリカ♀の出会い《ツインレイ物語②》

ある日突然やってきた性エネルギーをきっかけに、私たちはツインレイではないか?と思い始めて2年が経ちます。

私(ピリカ)とレラは、何百kmも離れた場所に住んでいて、これまで2人きりで会ったことはありません。

周りに人がいる状態で、年に数回会えるかどうか、話ができるのも年に1回あるかないかです。

告白したりされたりもないので、お付き合いしている訳ではありません。

性エネルギーではセックスをしていながら、3次元の肉体同士ではほとんど触れ合ったことがない、言うなれば何の関係もない他人です。


そんな状態で、なぜ相手がレラだと思ったのか?

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話は7年前まで遡ります。

私とレラが出会ったのは2013年でした。

レラはミュージシャンで、誰もが知るような有名な人ではありませんが、ステージで演奏することを生業としている人です。

初めて会ったのはライブ会場の外で、ライブを終えて帰る途中のレラと、偶然すれ違いました。

偶然、と書きましたが、後から思えば偶然ではなく運命だったのかもしれません。

そのとき私はレラのことをまったく知らなかったのですが、レラは私とすれ違った瞬間に「やっと見つけた!」と全身が熱くなるのを感じたそうです。

この日レラが出演していたライブには、私は行く予定ではなかったのに、当日の朝、突然「ライブに行きたい!」と思い立って新幹線に飛び乗りました。

新幹線に乗るほど長距離の移動を、突然の思いつきでは普通しません。

少なくとも、それまでの私はしたことがありませんでした。

ライブで遠征はしていましたが、その場合は何ヶ月も前から計画して新幹線や夜行バスを予約したりと準備をするのが普通でした。

しかもその日のライブは、ほぼソールドアウトしていて、当日券が出るかどうか…という公演で、わざわざ遠方から行っても見られないかもしれないライブに、なぜそこまで無茶をして行こうとしたのか?

今でもわかりません。

ただ、何かに取り憑かれたように行ってしまったのです。


そして、レラと出会った。


そのときの私は、レラの顔も名前も知らなかったのですが…

不思議な偶然が重なって、その日レラは私を見つけたのです。

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