22年間愛する虹バンド30th×大尊敬する歌姫20th―私はどうする2021—
鬱病治療にあたって、目標にしてきたこと。
≪L'Arc-en-Cielの30thを、現地でお祝いする≫。
、、、、、、だった。
仕事をするとか、そういう目標もあるけれど、たのしい、自分が本当に叶えたい目標があったらいいと思った。
そして、さすがに、2021年には、心身に関しても、経済的にも、立場的にも、大きなLIVEに参加できるくらいの状態にはなっているだろう、と、思っていた。
、、、、、、、、、、思っていたんだ。
参加できなかったLIVE、何度乗り越えてきたか。
小学校5年生の冬からずっと、だいすきなバンドだ。
大人になって、ようやくLIVEと出逢い、自分だけのたのしい場所を見つけた、と思ってから2年ほどたって、まさかの鬱病になり、すぐに、その場所に行けなくなってしまった。
ワーカホリックだった私に、ようやくできた趣味だった。
元気になって、絶対またL'Arc-en-Cielに逢いに行く。
30thは、絶対に現地にいたい。LIVE会場にいたい。
25thは、叶わなかったから。
25thは、幸い地元の映画館でライブビューイングを開催してもらえたから、なんとか参加できた。
それでも、途中退席。心身が追い付かなかった。悔しかった。
L'Arc-en-Cielの30th、”L'30”に対する思いは強かった。
でも、
今の状態では、まだまだパワーが足りない。悔しい。
加えて、この、コロナさんによってLIVE、音楽活動自体が制限される世界状況になるなんて、誰が思ったか。
2020年に開催予定だった東京オリンピックも、延期された2021年に無事に行えるか分からないが、それによる音楽LIVEの会場の問題もある。
一方。
私が尊敬している中島美嘉さんが、先月、11月7日にデビュー20thを迎えた。
私が、鬱病と闘いながらも、貯金があるうちに、気を張らず、ひそかに参加できていたのが、彼女のLIVEだった。
小さなホール、そしてアコースティックという条件のことが多かったので、心にやさしく、規模も小さかったので、自宅療養のストレスから離れ気分転換をするために、仙台や岩手の会場に行き、本当に力をもらっていた。
私の地元にはなかなかアーティストが来ないが、美嘉さんは少なくとも東北には来て下さる。それも、行くことができた大きな理由だった。
LIVE参加においては遠征が通常である、なまはげきりたんぽ県民の私。
東京まで行くとなったときのバイタリティ、会場まで、そして大規模な会場内のひとの多さ、そして、何より交通費宿泊費など、本当にかかる。
身体、心、経済的にも、地方在住の鬱病無職には、LIVE遠征はかなり果てしない目標なのだ。
している場合ではないのかもしれない。
先日、
中島美嘉さんは、20th記念のLIVEを行うことを発表した。
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MIKA NAKASHIMA CONCERT TOUR 2021 JOKER
●公演スケジュール
4月9日(金) 東京:TACHIKAWA STAGE GARDEN
4月12日(月) 愛知:愛知県芸術劇場大ホール
4月14日(水) 大阪:グランキューブ大阪 メインホール
4月16日(金) 福岡:福岡サンパレスホテル&ホール
4月19日(月) 宮城:東京エレクトロンホール宮城
4月21日(水) 埼玉:川口総合文化センター・リリア メインホール
4月24日(土) 広島:広島国際会議場 フェニックスホール
4月26日(月) 兵庫:神戸国際会館 こくさいホール
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※公式HPより。
4月、宮城。
8800円、、、、、、、、、
収入がない時間が圧倒的に長かったので、年々、貯金はなくなっている。
もう、貯金なんて、ないに近い。
L'Arc-en-CielのLIVEには行けないと踏んで、もし、ここで、だいすきな美嘉さんに逢えたなら、絶対に元気をもらえることは間違いない。
でも、今の生活は、LIVEどころではない。分かっている。
そして。
L'Arc-en-Cielというバンドは、滅多に集まらないバンドで、4人そろった状態を『天然記念物』とhydeさんが自虐ネタで話すほどだ。
”最新”アルバムである
『BUTTERFLY』
は、2012年、つまり、私が鬱病になった年だから、、、8年も前のリリースなのだ。
だから、今、情報はないにせよ、コロナさんと相談しながらも、きっと、30thにあたって、L'Arc-en-Ciel名義での何かしらの新しい楽曲は作ってくれていると信じたい。
もし、それが満を持してリリースになるとするならば、
絶っっっ対に、私は買いたいのだ。
出費が許されるとするならば、優先順位の第一位は、
L'Arc-en-Cielがリリースする、オリジナルアルバムもしくは新曲。
中島美嘉さんの最新アルバム、『JOKER』は、500円玉貯金で10月に買わせてもらった。
オリジナルアルバムの購入だけは、ファンとして、どうしてもしたいことなのだ。
たとえ、LIVEに行けなくても。
LIVEを知る前から、たのしみにしてきたことは、そういうことだったから。
だから、既に予定が決まっている中島美嘉さんのLIVE、20th年の節目の大事なものではあるけれど、その、L'Arc-en-Cielのアルバムなどの発売が決まったとき、どうしてもそちらを優先したいのだ。
だからまだ、現時点で決定している中島美嘉さんの、LIVEの申し込みはできない。
8800円、交通費。
それすら、払えない現状は、否定できない。
健康であるならば、今すぐ、力の限り働いて、お金を貯めたい。
それが、できないのだ。
LIVEも、今のコロナさんがどこまで勢いを増して、この先どうやって人間たちと付き合ってくれるのかまだわからないので、確実に開催される保証もない。
LIVEとなるとどうしても規模が大きくなるL'Arc-en-Cielサイドも、今30thに関する活動をどこまでできるのか、今必死に考えているのだと思う。
vocalのhydeさんは、ソロのHYDEとして、工夫を凝らし、コロナさんの頃合いをみていち早くLIVEを行った。予定の全公演が終了後、「得たことをアーティスト同士で共有したい」と話していた。きっと、このL'30にも生かしてくれると思うが、規模、メンバー、魅せたい世界観、ファンの性質など、様々な面から考えないといけないので、どうなるのか、、、、、、
そもそも、L'Arc-en-Cielは、今年のはじめにツアーを敢行していた。
約2か月にわたるツアー自体が本当に久しぶりで、ファン=ドエルは狂喜乱舞だったものの、公演期間にコロナさんがやってきてしまい、日程の途中で断念せざるを得なかった。
※hydeさんのSNSより。
もともと行けなかった私も、メンバーやドエルさんの気持ちを考えて辛かった。
せっかく、4人が集まる時間ができて、ドエルさんとみんなで共有できるチャンスが、そこにあったのに。
同じような思いをしたアーティストはたくさんいるだろうし、それこそ今年が節目だったアーティストに至っては、本当に思い悩んだだろう。
そう考えたら、
まだ、時間がある。
中島美嘉さんのアルバムは、購入して、聴くことができて、本当にしあわせな思いをしている。
20th記念のアルバム『WITH』の発売予定もあるが、既に持っている音源も多いので、今回は購入しない。
藤巻亮太さんとの冬コラボ曲、『真冬のハーモニー』という新曲も収録されている。心が沈みがちな寒い時期に、あったかい気持ちになる曲なので、YouTubeで流して癒されている。
今、手にできるしあわせだけで、充分。
L'Arc-en-Cielの熱狂的な、アツいファンの方の中にも、もしかしたら、仮にLIVEが決まったところで、それどころではない生活になってしまった方が、少なくないかもしれない。
コロナさんで仕事がなくなった、という経済的な理由、もしくは、コロナさんきっかけで、メンタルを壊してしまったような方もおられるかもしれない。
誰にも、明日は分からない。
ただ。
22年愛し続けた私が、確信できること。
照れやさんだけれどいつもファンを大切に思ってくれる、L'Arc-en-Cielのメンバーが、30thのことを、この時期に、水面下で話していないわけがない。
どんな形であっても、リーダーのtetsuyaさんを中心に、ファンをよろこばせるために、いろいろな想定の下で、きっと、予想を超えるエンターテインメントを企んでくれているはず。
だって、今まで、予想通りのことなんてなかったから。
もちろん、いい意味で。
何でも、想像を超えてくる。
最高じゃないか。
だから、LIVEになかなか行けなくなっても、ドエルであることをやめられないんだよ。
(※いじけはするけれど)
私にとって『L'Arc-en-Ciel』は、永遠に雲の上のひとたち。
ずっと、手が届かないでいてほしい。
永遠にすきでいたい。
私にとって『中島美嘉』は、尊敬する、人生の師匠。
儚げながらもたくましく、信念を貫くその、背中をずっと追いたい。
師匠のように、私も、どん底から這い上がろうという思いでここまでこれた。
SNSで、以前はファンの方々と繋がっていたが、自分の状況もあって、やはりマイペースに追いたい、という思いから、ファンアカウントをやめてみた。
どうしても、自分が行けないLIVE、買えない商品のツイートをみるとうらやましくなってしまうし、そのたびに自己肯定感が下がるのは嫌なので、しばらくはこのままでいくつもりだ。
自分が元気でいられないような、余計な興奮や嫉妬は、避けることで心を保っている。
今は、他にやりたいこともあるし、もっともっと余裕が出てきたら、”推し事”をたのしもう。FCにも、また入りたい。
きっと、たのしいことが待っている。やってくれる。いつも、私を支えてくれているひとたちだから。こんな私にも、喜びをくれる。信じられる。
いつか、元気になったら、ちゃんと、恩返しに行くからね。
今日、車に乗っていたら(助手席)、ふいにL'Arc-en-Cielや、美嘉さんの曲がかかる。思わず、声が出るくらい、やっぱりすきなんだ。
すきになった音楽は、ずっと、すきなままでいるんだろうな。
音楽は感情が動かされるものなので、なかなか、メンタルの状態によって聞けないことがあるけれど、
音楽って、逃げない。
永遠に、そこにいてくれる。
素敵な音楽を、たくさん届けてくれて、ありがとう。
こんな状況の中で、音楽を生み出そうと、みんなの心に届けようとしている、あなたたちがだいすきだ。
私のだいすきなひとたちが、心と身体が元気で、やりたい音楽にこれからもたのしく向き合えますように。
、、、、、、そして、私が必ず、だいすきなひとたちに、また逢いに行けますように。