鬱病無職の私には今、推しを"応援"する力がないんだ
King&Princeは、デビューしてからおそらく初めて、
ライブのない夏を迎えている。
その時間を、ファンに少しでもたのしんでもらえるように
# キンプリと夏
と題して、今月King & Princeはサブスクを利用したイベントを考えてくれた。
AppleMusicに、永瀬・髙橋ふたりがセレクトしたプレイリストを公開、というのがオープニング。
今後、サブスクにはどんどん力を入れていくのだろう。
このイベントが発表される前から、一部ファンの間で、サブスクの再生数を上げる、たのしむために、Stationheadというアプリでみんなでキンプリを聴こうということが行われている様子ではあった。
今回は、公式にKing&Princeが行うもので、本人も参加するらしい。
私自身、サブスク配信にあたっては無料期間の使い手に徹することでしか参加できていないので、この通称”ステへ”なるものもまだ全くよくわかっていない。でも、特設サイトで丁寧に解説までしてある。
↓
わかることは、
この、Stationheadに参加するためには、
AppleMusicかSpotify、どちらかの有料会員にならないといけないということ。
おそらくそうしないと、#キンプリと夏 には参加できない。
私は、鬱病無職ながら今がんばって有料会員になっているサブスクがある。
Netflixだ。
記事に書いたが、推しである永瀬廉がNetflix映画の主演をつとめる(=演技で世界デビュー)ことになったので、見届けた。
同時に、『RIDE ON TIME』というドキュメンタリーにもKing&Princeが取り上げられたので、それも観られるならと思って、1カ月だけと決めて入った。
(実際、体調がすぐれず退会手続きができぬまま2か月目に入ってしまった)
月額790円。
これが、鬱病無職にとっては大きい。
映画は非常によかったし世界中から反響もあった。
これを、もし私が観られなかったら、永瀬廉が担当するラジオを聴くのも、SNSを観るのもつらかっただろう。
私はみてないんだよな、、、、、、と。
また、彼らがエージェント契約を結んでいるSTARTO ENTERTAINMENTの大きなイベントであった
『WE ARE! Let's get the party STARTO!』という事務所をあげてのライブも、
8月23日からNetflixで配信されるという。
永瀬廉が直前にケガで出られなくなり、相方髙橋海人がひとりでKing&Princeを背負ってがんばったり、『moooove!!』という永瀬が海人とやりたかったパフォーマンス曲を、急遽依頼された松田元太(Travis Japan)が代打でつとめてくれたりと、ドラマがあった。King&Princeのファンにとっては本当に、、、、、、観ずにいていいのかという案件。
メイキング映像もあり、そこには永瀬の姿もあるようだ。
ただ、これも視聴したいとなると、Netflix3ヶ月目に突入しないといけなくなる。
配信チケットを購入する形でほとんどのファンはすでに観ているものだが、私は買えなかった。
でも、これから観るとなると、¥790×3が確定。
申しわけないけれど、
どちらかだな、
と
思ってしまった。
*AppleMusicまたはSpotifyの有料会員になり、#キンプリと夏 に参加するか。
*Netflixを3カ月目も継続し、『WE ARE!』のライブとメイキング映像を観て、永瀬の分、そして6人分を海人が背負い、King&Princeとして立ったステージを見届けるか。
もし、
どちらかひとつしか選べないとしたら、
どちらを選んだらよいだろうか。
本当に悩みすぎてつらい。
誰か助けてほしい。
大袈裟な、と思われても仕方ないけれど、本当に悩んでいる。
私には経済的余裕がない。
でも、King & Princeがすきだ。本当なのだ。
Xの、トレンドを見るのもつらくなってきた。
ファンは、みんな盛り上がっている。
当たり前のようにすべてのサブスクを利用し、当たり前のようにKing&Princeの提供してくれるエンタメをたのしんでいる。
(ようにみえる)
この、月曜に配信されるデジタルコンピレーションアルバムも、購入とストリーミング再生でを数字あげないと、キンプリのためにならないとかあるんだよね?
、、、、、、と考えてしまう。
”数字をあげる”という応援の仕方がどうやら、アイドルの応援の仕方のようだ。
でも、
そう考えると、King&Princeの楽曲のデジタル配信がなかった時代、スタートした時代を両方味わった私的には、
結構、すでにいっぱいいっぱいだ。
楽曲リリースに関して、
”初週30万枚越えでオリコン1位”
という唯一の記録を持っているKing&Prince。
しかし、デビュー時には6人のメンバーとそれぞれのファンがいたが今は2人なので状況が全く違うこと、
サブスク解禁されたことによってCDを買わない層が出てくるとこの記録が途絶えてしまうこと。
これを危惧して、『halfmoon/moooove!!』のCDリリース時には、全国各地のファンがCDショップを奔走するということになった。
私は、CD3形態(FC盤は非会員で買えない、これでも精一杯)、ダウンロード、そしてサブスクの無料お試し期間の活用、YouTubeでの再生で、それなりにがんばってみたけれど、
金銭的にはもちろん結構バイタリティー的にもしんどかった。
数字数字、というファンの声をSNSできくのもつらかったし、
KPの事務所を立ち上げたばかりの本人たちも、発言から数字を意識するところも感じられたので余計に。
正直、つらかった。
今後、リリースのたびに、こういう思いをするのか。
現在、アルバムを制作中だと海人さんからの言葉があった。
アルバムは、1枚しか購入しないと決めているのだが、
許してもらえるのだろうか。
というか、私は誰に許してもらいたいのだろう。
身の丈にあった推し方をするには、SNSをやめたらいいのかもしれない。
鬱病を12年やっている間、何かに、誰かにハマって、こうやって経済的&メンタル的につらくなってくるとそのときの推しから身を引いてきた。
でも、今の私を支えているのは永瀬廉でありKing & Princeなのであって。
私が推し方さえ身の丈にあったもので我慢すればよいだけであって。
私が、、、、、、、
だって、どんだけ通院したって鬱病はぱっと消えてなくなりはしない。
簡単に働けるようにはならない。
今まで、アーティストをすきになって、
結構自由に音楽をたのしんできたが、
アイドルをすきになったのが今回が初めてで、それもきっかけが音楽だった。
ただ、推しが職業を”アイドル”としているだけであった。
私が永瀬廉、King&Princeを通して実感したことは、
”アイドルを推す=応援する”
なのであって、
ただすきで自分の支えにするだけではダメなようだ。
誰に言われているわけでもないけど、暗黙の了解というか。
特にKing&Princeは、自分たちの会社を作ったばかりだし、
ファン同士もつながってみんなでがんばることが必要みたいだ。
『キンプリの輪』って、本人たちが実際に言っていた。
King&Princeとティアラ(ファン)の距離感もより近く、ファン同士のつながりも強く、そして、その輪をどんどん大きくしていこう、と。
れんかいが、言うのだ。
くるしい。
今の私にはできない。
ダウンロードした曲聴いていたとき、
”これじゃ数字にならない”って思ってしまった。
そうしたら
”私って多分なんもできないな、この先”
と思った、今日の夕方。
無性に、自分の非力を感じた。
ふたりから、愛情をもらっているだけで何も返せない。
実際、今の私は社会的にもひとと繋がれてないのにファン同士で繋がるのも怖いし、力もお金も、なんにもない。
”愛さえあれば”とかよくいうけど、
お金も力も社会性もなければ、すきなひとを応援できないんだ。
自分のことすらままなってないのに、
応援なんてできるわけない。
私はキンプリに寄りかかっているだけ。
それだけで許されるならいいけど、Xを見るとみんなががんばってるからつらい。
私はその輪に入れないし、広げられない。
同じことの繰り返し。
お笑い芸人さんを追っていたときも、
結局配信ライブが買えなくて。
ファンはみんな当たり前にライブをみていて、その程で話は進んでいって。
それに私が苦しくなって。
鬱病治らない限り、
推し活なんて十分にできない。
でも、顔を上げたら、推しがやさしく笑っているし、
スマホを開くと、いとおしいひとがいる。
なのに、どうしてこんなに、今私はつらいのだろう。
この永瀬廉に、もし今の気持ちを話したとしたら、
「ええよ、そんな無理せんで」
「逆につらい思いさせてごめんな」
なんて、言ってくれるやさしいひとだと思っている。
きっと、こんな言葉よりもあったかくて、じんわりと響くようなやさしい言葉をくれると思う。
すきなんだよ、そういうところが。
だから、つらいんだ。
答えが出るのか、わからないけれど、
明日はサポステで、PCを特訓してくる。
帰ってきたら、この永瀬廉のやさしい顔が待っている。
それだけで、生きていけるのだ。
そんな彼に、King&Princeに、何ができるだろう。
急に嫌いになったり、“担降り”なんてこともよくわからないしできない。
すきでいていいのでしょうか、廉さん、、、、、、
寄りかかっても、いいのでしょうか、、、、、、
吐き出す場所があってよかった。
また、明日から生きてゆこう。
私にも、だいすきなひとにも、この駄文を読んでくださった方にも、
もやもやが晴れるような出来事がありますように。