鬱病pizzaのワクチン接種(2回目)記録―副反応、その他―
コロナさんのワクチン、2回目の接種を終えた。
1回目のときも書いたし、メモとして2回目のことも書いておこうと思う。
こんな長々とは書かないつもりだ。
Twitterなどで、お笑い芸人さんのアカウントをフォローしているが、吉本興業さんなど職域接種でワクチンを受けた芸人さんたちが、2回目の接種を終えた時期に次々と副反応で高熱をあげて仕事を休んでいたのを見て、
”2回目の接種、怖すぎる、、、、、、、”
という不安が、本当に強かった。
若いひとほど副反応が出やすいとか、健康なひとほど強く出るとか、いろんな噂というか情報というか、確実なのかわからない話が飛び交う。少なくとも、この熱をあげている芸人さんたちとは同世代。熱は上がるものだと覚悟していなければいけないのだな、と思っていた。
だけれど。
私が受けるのはファイザー製、職域接種によく使われるワクチンがモデルナ製。そのワクチンの製造会社によっても、副反応の出やすさや接種間隔など違うことまでは、よく考えずにいた。
しゅんしゅんクリニックPさんの動画で改めて勉強したところ、職域接種によく使われるモデルナ製は、ファイザー製よりも副反応の発症率が少し高いということを知った。
※5月8日の情報なので、現在の状況とは違うかもしれない。ただ、ものすごく勉強になった。
そっか、吉本芸人さんよりも、私が発熱する確率は低いのか!
、、、、、、ということを確認できた。
まぁ、引き続き熱は出るものだと思っておくこと、いつもお参りする神社に、”重い副反応が出ませんように”と祈ること、今年亡くなったばあちゃんにも”守ってけれな”と頼んでおくこと、、、、、、
結局、神頼み。情けない、
でも
『案ずるより産むが易し』
という言葉を胸に、当日、3週間前と同じクリニックへ、電車で向かった。
この、私が接種予約をしたペインクリニック、人間観察をすると面白いなーと思ったので、思い出したらまた別で書こうと思う。
まずは、自分の状況を。
実は、接種日の前の週に、持病のぎっくり背中が再発し、その予後がよくなくて。背面がずっと筋肉痛、首の痛み、からの頭痛、、、という毎日で、ナロンエース漬けの日々だった。これで副反応が出てナロンエースが効かなくなったらどうしよう、という、そっちの不安も持って行った。
ただ、体の痛みや頭痛が起こっても、副反応かは見分けがつかないけれど、それはそれでいいか、とも思って、最終的には気にしないことにした。
接種してくれるのは、あのご陽気フランクなお医者さん。
一応、問診のときにその背中のことを伝えたが、
「なんじゃそりゃ!」「うちにきなよ~」(ペインクリニックなので)
くらいで、ワクチン接種はできるようだった。
いよいよ接種。
「はい逃げない!」
と言われてびっくり。
、、、、、、どうやら自覚なく針から逃げている自分。
ああ、、、、、、、副反応、出ませんように。
接種した後は、以前と同様、15分後
「pizzaさん!、、、、、、お!元気だね!じゃあ気を付けて!」
、、、、、、で終了。
ほかの職員のひともいなかったので、”え、帰っていいの?”とおろおろする感じで、クリニックを後にした。
あ、帰り、駅にいたなまはげに、重い副反応出ないようにと、一応心の中で願掛け。なまはげは、魔よけの効果があったはず。
藁をもつかむ。
電車なんかで、”気持ち悪いかな”なんて思った。
”そんな気がする”事象は、気持ちの問題でよくおこると、しゅんしゅんクリニックPさんも言っていた気がする。
、、、、、、結局、夏休みが終わり学校帰りの学生さんで混んでいた時間だったから、単に人酔いだったと思う。
さあ、これからは闘いだ、とりあえず、熱が上がる前にやることはやっとこうみたいな感じで、結局帰ってからはずっと動いていた(こういう性格直したい)。
夕食も、前にして、少し、いつもより食べたい気持ちが弱いな、と思ったけれど、気づいたら完食していた。母の作ったミートソーススパゲティは、やっぱりおいしかった。
『マツコ有吉のかりそめ天国』(テレ朝)に、ブレイク中の”もう中学生”さんが出る予定だったので、それをたのしみにがんばって接種に出かけたその日だった。もう中さんを見届け、癒されてから、早めに寝ようと思った。
寝る前、やはり気持ち悪くなる予感がして、一応、袋をそばに置いて寝た。起きたら熱でしんどくなるのかな、、、と思ったら、寝るのも嫌だった。とにかく、TVerでお笑いコンビ”ニューヨーク”の出演番組を観まくって、心を落ち着かせて寝た。
、、、、、、次の日。
朝、熱を測ったら、
、、、、、、、36.6℃。
悪寒もしないし、食欲も変わりない。
もしかして、私、助かった⁈
結構眠気があったし、仕事もない身なのでとりあえずもう1日安静にしていた。
この日、土曜日で、父が休みだったので、両親のいざこざに巻き込まれて。そのひどいときに、強めの頭痛が襲ったが、頭痛は私にとって副反応には入らない。確実にそのストレス頭痛だ。
、、、、、、その頭痛以外、少しだるいだけで何も起こらなかった。
もしかして、”健康なひとほど副反応が出やすい”という噂が、当たっているのだろうか?
私みたいに、鬱病その他でいつもどこか具合が悪いひとは、もしかして、本当に出にくいのかな?
、、、、、、とりあえず、重篤な副反応はなく、無事に終えた。
よかったーーーーーーーーーー!!!!!!
、、、、、、とはいえ、なんだか不思議だ。
ここまで、熱が上がるものと覚悟して受けたのに何ごともないと、不安になるもので。
Twitterで、
「副反応なし」
という検索をしてみたら、
「熱上がらないんだけど、このワクチン効いてるのかな⁈」
という声が、たくさんあった。
人間の心理っておもしろい。
接種前は、熱があがったり、重篤な副反応がでないように祈りつつ、いざそれが起こらないと、”ワクチンがちゃんと効いているのか?”という、謎の不安に駆られるようだ。私だけではなかった。
不思議だね。
とりあえず、芸人さん、有名人の方々が、先に接種を受けてくれ、状況を伝えてくれたことは、本当にありがたかった。
そして、お医者さん芸人という存在がいることも。
そして、不安を和らげてくれたのも、やっぱり芸人さんだった。
何より、何があっても大丈夫と思える家族と一緒にいることがいちばんだったのだけれど。実家暮らしってありがたいなと、改めて。
そして、実家にいたから、頼られて役に立てたこともあった。
スマホのない母、そして、今日は、ネット予約などの経験がほぼない妹。
このふたりの、ワクチン接種のネット予約を、私が助手になって無事に済ませられた。
個別接種(個人病院での接種)の予約は、決められた時間からの争奪戦。元気だったころに、LIVEのチケット争奪戦を経験していた私が、我が家でいちばん先に接種を進めるスケジュールになっていたし、自身で予約をした父の話も聞きつつ、とりあえず、予約の作業だけは、いちばん私がスムーズにできる状態にしていた。
母も妹も、初絡みの出来事に対して弱気になってしまう性格なので、私の主導で、「はい次行こう!」「はい検索!」と、助手というより監督をした。
家族に、
「おかげでゆくっとした(安心した)」
という言葉をもらった。
今、社会に出ていないので、感謝される、自分が役に立っている実感を得ることが、本当に嬉しくて。
妹が、出かけた帰りに、今ミスドで売っている新商品『さつまいもド』を買ってきてくれた!
おいしかった、、、、、、、
あと、何気に、不安な気持ちを、もう中さんに、2回とも聞いてもらって、それがすごくうれしかった、がんばれた。
ツイートへのリプライ。2回とも、忙しい中、いいねをくれて、ありがとう、、、、、、
ワクチン接種が終わったから、私は無敵だ。(と思おう)
もちろん、根が真面目なので、引き続き対策はするけれど。
あとは、家族が接種後に副反応でしんどくなったら、私がしっかりしなくては、、、という問題が残っている。
どうか、そのときに、鬱状態がひどくなくて、頭や体が動く状態でいたい。
「健康第一」
って、古臭いって思っていたけれど、今では、本当にこれに尽きるな、これ以上の言葉はないな、と思い知らされる。
まだまだ広がり続けているし、いつまでも自粛ばかりしてはいられないし、全員が納得いく行動なんて誰も取れない。
最前線の医療従事者の方々がこれ以上苦しまないこと、あとは何でも国とかひとのせいにしないで自分にできることをしようとみんなが思えること。
そういうやさしい気持ちを、みんながもてたら、いいんだよな、、、、、、
立場も環境も考え方もみんな違うから、難しい。
今より、明日がよくなることを、それぞれが願って生きられる、希望を持てる日が、近づいてきますように。