鬱病pizzaのワクチン接種(1回目)記録―受けるまで編―
市から、コロナさんのワクチン接種のお知らせが届いたときの、おろおろ記事はこちら。
鬱病治療中で、『基礎疾患を有する方等の優先接種』の枠に該当していた私は、両親より先に接種を受けられる立場となり、我が家の第一号。
となったが、
その優先接種の希望者に関しては、”集団接種”ではない、病院で受けられる”個別接種”を希望する際には、「すべての希望者」を受け入れる病院でしか接種ができないようだった。
注射が上手で、長年通っていて信頼関係もある近所の内科は、残念ながら「かかりつけ患者優先」。
シャトルバスに乗って、集団接種会場に行くしか、、、、、、
と、
思っていたのが前回の記事だった。
このあと私は、結局、個人病院での接種予約をしたのだった。
「すべての希望者」を受け入れるとしている病院には、私が行ったことのある場所がなかった。
どうせ知らないひとに打ってもらうなら、どこも同じかな、怖いな、初めてのことだから、、、、、、
と、思っていたら、
月に一回、名前だけを見ている病院があった。
そこは、とある複合施設内の、私が月一で通うメンタルクリニックの隣。私が行く曜日にいつも休診の、『ペインクリニック』という、未知のカテゴリーの病院。
ペイン、というくらいだから、痛いところを治すのだろうけれど、いったい何をしているのだろう?
と、いつも思っていた病院だった。
どうせ知らないお医者さんに打ってもらうなら、場所だけでも知っているところがいいかもしれない、、、、、、
ここなら、さらにバスに乗って、ということがないから、リスク回避の意味でも、面倒な初絡み案件を減らせる意味でも、集団接種よりはいい。
私は今、車を運転していないから、車なしでも自分で行ける、ここにしようかな、、、、、、
あまり、他と比べて予約殺到もなさそうだな、、、、、、
、、、、、、と、いうわけで、
無事に、そのペインクリニックという未知の世界の病院に、ネット予約をした。
予約できる日時が、8月6日の15:00、というたったひとつだけ。
もう、ここ以外ないと思って、決めた。
受け付け始まってすぐサイトに行ったのに、
残り5人。
早い方がいいだろう。
決めた。
そして、その病院の、口コミを探してみたら、結構いいコメントが書いてあった。
よし。いいところなんだ。よかった。
接種当日まで。
今お笑いにハマっている私だが、SNSで芸人さんが、コロナさんのワクチンを受けてどうだったかを発信してくれることで、情報を得られてすごく助かっている。
特に、吉本興業は職域接種を行っていて、ほぼほぼみんなが同時期に受けるので、たくさんのひとの状況がわかる。
どういう副反応があったとか、これくらいの期間で熱が下がったとか。
ただ、吉本をはじめとする芸人さんが、2回目の接種を受けたあと、高熱を上げる例が続々と。
今注目しているコンビ、ニューヨークは2人とも熱を上げたらしいし(屋敷さんは1回目でも副反応を全制覇してお仕事を休んでいた)、マヂカルラブリーの野田クリスタルさんは、41℃が表示された体温計をTwitterに投稿していた。吉本以外にもフワちゃんが熱を上げたとか、とにかく、20代~30代を中心に高熱をあげたひとたちがたくさんいたようだ。
、、、、、、やっぱり、怖くなる。
でも、感染者自体も大幅に増加。くりぃむしちゅーの上田さん、陣内智則さん、トム・ブラウンの布川さん(有吉の壁でおなじみサラサラヘアー)など、感染で苦しむ有名人がまた増えている。
私は強くない、ということを自覚して生きているので、少しでもできる予防はしておきたいというのがモットーだ。
インフルエンザの予防接種も、お金がない&コロナ禍で接種断念した昨冬以外、毎年受けていた。前職で強制だったこともあるが、受けないと不安になってきている。
打ったにもかかわらずインフルエンザになったことも1度あるが、打ってなかったらもっと症状がひどかっただろう、と思う。
私は、この34年で、肺炎に3回もなったことがある。
新型コロナウイルスは、新型肺炎。
受けたほうがいい。
副反応の怖さはあるし、打つほうと打たないほう、どちらが家族に迷惑をかけないか考えたりしたけれど、、、、、、
とにかく、いろいろ読んで、家族の中ではいちばん、この接種について詳しくなっておこうと思った。
母はスマホがないし、インフルエンザの予防接種をしたこともないし、副反応の不安、かかりつけ医で受けられるかの不安、、、私とほぼ同病なのでいろいろ心配しておろおろしていた。もともと接種に否定的だったし、打たないと差別されるのかな、と言ったりもしていた。
でも、私が一生懸命調べて、私が代理で予約してみよう、きっとできるよと声を掛けたら、母もだんだん候補の病院をあげ、打つ方向に前向きになった。安心してもいたようで、よかった。母が予約できる期間は、来週だ。
接種前日。
、、、、、、になると、やはり不安だった。
当日までに準備しておくもの、予診票の記入など、心配性の私はぬかりない(つもりが忘れているときもある)。
でも、やはり不安だ。初めてのことに対しては、特に不安が増強する。
こういうときこそ、このひとのYouTubeチャンネルを観てみよう、と思い、お医者さん芸人の”しゅんしゅんクリニックP”さんの動画を観て、いろいろ復習した。
吉本芸人のこの方は医師免許をもっており、今回の吉本の職域接種の際には医師として問診を担当したようだ。
ワクチン接種のことに関して、自身が受けたときのことや、接種にあたって知っておくべき知識などの動画があがっている。
こういうとき、”医師免許を持った芸人”という存在はありがたいなと感じた。専門的知識を持っているかつ親しみやすいので、これから接種を受ける方、受けたくないなと思っている方も、観て損はない。
そして、SNSでたびたびお世話になっている、”もう中学生”さんのTwitterの投稿に対して、リプライしながら今の不安な気持ちを、少し書いてみた。
最近、メディアに引っ張りだこで忙しくなってしまったので、返信やいいねはなかなかいただけないのだけれど、
通知が、、、、、、
まさかの、いいねが!!!!!
もう中さんがインスタライブをしていた頃に、コメントで、”あきたのひと”と名乗っていた私のことを、覚えていてくれたのかな?
とにかく、不安や悲しみに寄り添ってくれるやさしさが、多忙になった今も変わっていなくて、すごくうれしかった。
おかげで、安心して眠れた。
接種当日。
久々に、頭痛もなく目覚め、いつもより体調がいい。
重い副反応が出ないように、お参り散歩して祈る。
北東北のわが県も、熱中症警戒アラートがしょっちゅう出るようになったが、この日の予想最高気温は36℃。今季いちばん高い気温だった。
お参り散歩のときは、ぬるま湯の中にいるような外気温。
15時の接種予約、電車に乗っていくには、家を14時に出る。
14時、、、、、、、
とりあえず、その日は昼前から、オリンピックの男子卓球団体3位決定戦を観ていた。
応援したがっているのは母なのだが、スポーツ観戦は私もすきなのでTVがついていると観てしまう。そして、興奮してしまう。
昼食後も続く試合、母はうたたねしてしまったが、私は家を出るまで応援していた。静かに応援していたつもりだったが、家を出る前に検温しなければならないので測ったら、
37.1℃。
もう一度測っても、
37.1℃。
興奮かな、、、、、、
いずれ、平熱は低いタイプではないので、私的には許容範囲だ。
お医者さんに何か言われるかな?と思ったが、まぁいっか、と思い、卓球がメダルを取るか取らないかの重要な局面、終盤に入ったのでしっかりと観る。
そして、水谷選手が最後に執念を見せて勝ち、男子団体チームが銅メダルを獲得した瞬間をしっかり見届けた。
そして、家を出た。
出たが、
うっ
息ができん
これは、ぬるま湯どころではない、
適温に沸かしたお風呂の、湯船の中にいるみたい、、、、、、
溺れそう。
これ、
下手したら死ぬやつだ、、、、、、、、
何とか、その湯船の中を泳ぎながら、最寄り駅に辿りついた。
そして、電車に乗り、いざ、初めてのクリニックへ。
、、、、、、まとめる、ということがどうも苦手で、短く要点をまとめて記事にすることができないので、
クリニックについてから接種を受ける、そしてその後については、次の記事で書こうと思う。
ああ、まとめられるようになりたい、、、、、、、、、、
そんなこと言ってたら、今、オリンピックの野球で日本が金メダルを獲った。
侍ジャパンだいすきすぎて試合を直視できず、ずっとPCに向かっていた私。
コロナさんを気にしないで、心から応援したり、たのしんだり、そういう時代がくると、信じていけますように。
そして、さぼらずこの記事の続編を書けますように!!!!