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【第4回】自分を引き出す“軸”の見つけかた

京都ライター講座4回目。この講座では、講義とワークを隔週で実施していくというスタイルをとっている。

今回も、「人生企画ノート ※」を使ってお互いにインタビューを通して内容を深掘りするペアワークをおこなった。

※ 人生企画ノートとは
講師である江角悠子さんのこれまでの実体験をもとにしたオリジナルの自己分析ノート。

今回ペアになったのは、一児の母で現在はライター活動をされている松下じゅんこさん。

別の講座で、人生の棚卸しをするという機会があり、
その時は3ヶ月もの間、自分自身に向き合った経験があるそう。
わたしなんて、本気で腰を据えて自己分析したのは就活の時くらいなのに……

今回のメインテーマは自分の価値観の軸を探ること。

時間も前回と同じ60分。 それではいってみましょう〜!

誰かにされてうれしいことは、自分にも当てはまる

価値観の軸を探る1つ目の課題は、「自分ができて、うれしいこと」と「誰かにされて、うれしいこと」を書き出すというもの。

この2つは意外と似てるな、と思う。

誰かにサプライズができて、うれしくなる自分がいる一方で、
プレゼントをもらったり褒められたりすることもうれしい。

新しいことにチャレンジしてできるようになることがうれしい一方で、
その領域で自分の知らない世界を教えてもらったときのワクワク感もたまらない。

誰かにされてうれしいことを書いている時は、
「わたしって、欲しがる人だな〜」と思っていた。
でも、じゅんこさんと話すにつれて気づいたのは、相手に求めてることって、自分がなりたい理想の人物像でもあるんじゃないか?ということに気づけた。

・認めてくれたらうれしい → 相手の頑張りを認められる人
・知らないことを教えてくれたらうれしい → 知識を伝えられる人
・喜んだり、褒めてくれたらうれしい → プラスの感情を与えられる人 

他人は自分を映す鏡。

自己分析は自分のことにフォーカスを当ててしまいがちだけど、今回の設問のようなちょっと自分から離れたところで考えるということも、自分を知るいいきっかけになるんだと思った。

過去の選択を振り返り、自分の行動の原点に気づく

2つ目の課題は、「過去を振り返る」というもの。

じゅんこさんは、育児に専念するために専業主婦になると決めた時のことを話をしてくれた。

わたしもこれから、家族が増えたり、自分ではどうしようもない瞬間に立たされる時もあるかもしれない。

そう思って、「今のキャリアを捨てて、違う道に行くのは怖くなかったですか?」と聞くと、
「怖いというのもわからなかったから、決断できた。」と答えてくれた。

わからないから挑戦した。
わかってたら挑戦しなかった。
やりたいことはやったらいい。
言い訳せず、自分の本音に立ち返って、
何がしたいのかにフォーカスするのがいい。

なるほど。
わかる・わからないを判断軸にせず、本音に素直になる、という考え方、すごくいいな。

わたしも、これまでの人生で、いろんな選択をしてきた。

大学進学の時に、生まれ育った徳島から大阪に出て、心理学を学ぼうと思ったこと。
新卒で入社した制作会会社から、インハウスで成果を追えるIT会社に転職を決めたこと。
好きなことで副業をはじめたこと。

どれも自分の興味だけで突っ走ってきたようにも思えるが、
よくよく振り返ってみると、自分の根本にある「自分のスキルを高めて、誰かに還元したい」という気持ちが行動の原点になっているようだ。
わかる・わからないを判断軸にしていない。自分も同じだ!

会話の中で、また一つ、自分の価値観がはっきりしたことがうれしかった。

***

講師の江角さんも、知らないままやることについての大切さをnoteに書いてくれているので、気になった方はぜひ読んでみてほしい。

「そうそう、それが言いたかった!」を引き出すのもインタビュアーの仕事

今回のペアワークは、わたしの話を聞いてもらう時間が多かった。

そのおかげで、じゅんこさんが投げかけてくれる質問や、こういうことですか?というフィードバックをもらいながら、書いてる時はバラバラだった言葉たちが、全部繋がってることに気づいてハッとさせられた。

ワーク終了後、それぞれの感想をシェアしていた時も

  • 自分がどう判断したか、これまでの人生が形作っていたんだと思った

  • 時系列で話すと、実は軸があって、ずっと同じことしてるなと気づいた

  • バラバラだったことが繋がった。結局根本は変わらないんだなと思った

と、同じ感想を持った人が何人かいた。

「全部違うこととして話しているようで、繋がっている。そのポイントを見つけると、インタビュー記事も書きやすくなる。本人が気づかないことを言語化するのもインタビュアーの仕事です。」と江角さん。

会話することで、自分の言いたかったことが明確になる。インタビューをされる側の気持ちが、今回のワークで経験できてよかった。

次のワークも楽しみだ。


ペアになった松下じゅんこさんのnoteはこちら↓

ライター塾の受講レポはこちら↓

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Yuka Shogaki
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