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苦難を乗り越えて:北大ビールサークル代表 宮地の挑戦と成長【3/3イベント】
こんばんは!
北大ビールサークル代表の宮地です。
未来開拓倶楽部ビールを開発・販売する「パイオビア」とは別に、北大ビールサークル『Be Are kids』(@beer_students_hokkaido )の代表もやっております🍺
そして、2024年3月3日(日)11:00〜20:00でサッポロファクトリーさんにて、「HOKKAIDO CRAFT BEER FACTORY 2024」というクラフトビールイベントを主催しました!
詳しくはこちら。
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北海道の新進気鋭な7社のクラフトビール醸造所をお招きして、ビールの歴史的聖地であるサッポロファクトリーで、多様なビールを楽しむイベントです!
前売り券は見事に完売!!
当日券もなんとかご用意でき、トータル600人もの方がご来場して頂いた大規模なイベントになりました!
当日は大きなトラブルもなく、不安だった赤字も回避でき、クラフトビールイベントは大成功で終えることができました!!
なぜ大学生がクラフトビールイベントを主催するに至ったのか
去年の夏休みに参加した札幌の盤渓で行われたクラフトビールイベントで、主催メンバーのうちのお二人から、「札幌の冬のクラフトビールイベントを、北大ビアサー主体で開催してみないか」というお話頂きました。
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これまでの北大ビールサークル(ビアサー)は、ビアバー巡りや醸造所見学、ビール勉強会、ビールまち歩きツアーのサポートなどに取り組んできましたが、僕以外に活動に来るメンバーは少なく、私自身とても課題を感じていました。
そのため、イベント企画をビアサーでやろうとしても、中心となって動いてくれる学生なんていないんじゃないかと思っていました。
イベント企画をやってみたいと思いつつも、どこかやりたくないなという気持ちが正直ありました。
しかし、キックオフミーティングを初秋に開いた時に集まってくれた4人の学生が「ぜひやりたい!」と言ってくれたので、クラフトビールイベントの準備を本格的に開始しました。
弱音を吐いたからこそ、"チーム"になれた
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半年前の夏終わりから、中心メンバーの学生たちで毎週ミーティングを重ねました。
実行委員会を組織し、ビアサーの学生から12人が中心となり、お声がけくださったビール関係者2人がサポート役として準備を進めました。
イベントのコンセプトやどんなブルワリーを呼びたいか、どれぐらい集客をしてどれぐらいの出費で抑えるか、告知はどう行い、どのようなツールを誰が管理するか、などなど…初めてだらけのイベント企画は相当大変でした。
途中で、パイオビアのビール開発・販売にどうしても時間を使いたくなり、このイベントを諦めようかと思ったときもありました。
自分勝手ではありますが、正直にその気持ちをメンバーへ伝えたことがありました。
すると、かえって皆が主体的に物事を進めてくれるようになり、苦戦しながらも役割分担してイベント準備をすることができました。
ビール関係者のお二人は、「なにか一つの目標に向かって活動することで、チームメンバーの結束が強まり、結果としてサークルが良い方向に進むのでは」という思いもあったそうです。
まさにその通りで、今では実行委員の学生を中心に、ビアサーへ所属することに愛着を持つようになりました。
一時期、このままだとビアサーが消滅してしまうのではないか…と思った方もいたようなので、消滅回避できてよかったです笑
チームで取り組んでよかったと心の底から感じられた
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これまでの「未来開拓俱楽部 Beer PJ」や「パイオビア」の活動では、チームで行ってきたもののうまくまとめられず、チームのみんなのポテンシャルを引き出すこともできず、僕が恐れていたギクシャクした人間関係をも生み出してしまいました。
だから秋の終わりにはチームを解体して、パイオビアの中心は自分一人でやっていこうと決めました。
(それでも手伝ってくれる友人はたくさんいました。ほんまありがとな…!)
そんな時期に、北大ビールサークルで今回のイベント企画を進めていくことになったので、僕としてはとても不安でした。
僕が実行委員長としてチームをまとめ上げられるのか、皆でイベントを成功させられるのか、と。
でも、上記にもあるように、「自分はもうダメかもしれない…自分ばかりにタスクが溜まるならこのイベントはやりたくない…」という意志表示(弱音)を皆に示した時に、ビアサーの初期から支えてくれている学生が僕のタスクを手分けしてくれるようになりました。
そして1人、また1人と彼らを中心に主体的に動く実行委員が増えていきました。
「これだ!これなら自分一人ではできないことでも、チームならできる!」
と気づけた瞬間です。
トップが指示して、どんどん人に任せる。どんどん人を関わらせる。
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チームのやる気は、やる気のあるメンバーから他のメンバーへ伝染していくように感じます。
でも、タスクの全体量が大きすぎて、やる気のあるメンバーへ負担が寄ってしまうことがありました。
そんな時には、手の空いているメンバーをサポートに回して、1人ではなく2人で補わせることが大事だと気づきました。
手の空いているメンバーは何をしたら良いかわからなかったり、タスクを引き受けていいかわからなかったり、遠慮していたりしています。
だからこそ、トップが手の空いているメンバーへ指示を出すことでサポートすることを正当化し、よりチーム全体で取り組むことができるのだと感じました。
この気づきはイベント直前になって気づいたので、中心メンバーには過度な負担を担わせてしまいました…
それでもみんな責任持って、自分の役割を完遂してくれたので、本当に嬉しかったです。
パイオビアなどでのビール開発・販売では、チームで取り組むことに失敗して苦手意識を持ってしまいましたが、このイベント企画のおかげでチームで物事をやり遂げるパワーや面白さを経験することができました。
本を読んだり、人から聞いたりしても、結局、経験してこそ身に染みて理解できるのではないかと言うのが、僕の考えです。
経験こそ大事な学び場だと思います。
(ちなみに北大は実学精神を尊重しているので、僕が北大に来たのは偶然ではないのかもしれないですね笑)
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まだまだ未熟な自分に最後までついてきてくれた実行委員の学生や、見捨てずに最後までサポートしてくださったビール関係者のお二人、遠方から札幌へ来てくださったブルワリーの方々、お呼びできなかったにもかかわらず、多大なご協力を頂いたビール関係者の皆様のおかげで、このような貴重な経験をさせて頂くことができました。
本当にありがとうございます。
また、ビアサーは無事に2年目を迎えることができそうです。
僕は代表を降りて、笹野が2代目代表として来年度のビアサーを引っ張ってくれます。
来年もイベント開催という一つの目標を持って、新代表を中心に活動することになったので、諦めずに3/3のイベントを開催してよかったなと思います。
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これからビアサーの中では、僕は会長という立場らしいです笑
(そんなたいそうな立場じゃなくてもいいのですが)
2年目は、今後何年もビアサーが続いていくための「基盤づくり」をするべきだと僕は考えているので、引き続き僕も全力でビアサーを支えていきます。
そして、パイオビアでは定番ビールの開発・販売を直近の目標として頑張っていきます。
また、活動の幅を広めるためにもクラウドファンディングに今春挑戦しようと思います。
ご支援、ご協力をお願い致します!!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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パイオビアでは、北大生が作ったオリジナルビールを販売しています!
(瓶、缶は今春販売再開予定です。)
今年の3月は、第三弾のダークナイトビールを樽生で提供することができます。
約30人以上の規模のイベントにお呼びして頂けると、樽とサーバーを持って樽生ビールを注ぎます!
(残りわずか!)
ご予約、お気軽にお問い合わせください。
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