アムステルダムからバスで40分ほど揺られるとZaanse-Schansという町に着く。 ザアアンセ-スカンスと発音したいところだが、普通にザーンセ-スカンスで良い。アムステルダムの近郊で風車群が見られる有名な場所だ。 この小さな村へ行ったのは、これまでに綴ったアムステルダム旅から遡る。2015年の晩秋のことだ。 オランダにおける風車の役割は、生活の動力であった。小麦の粉を挽いたり、水を汲んだり、油を絞ったり、日々を過ごすための動力として使われていた。オランダの国土のうち7
イギリスはインドカレーも美味しいのだー😋 チンしてつくる、インスタントカレーです。
買い付けでロンドンにいます。 毎日晴れて、それはそれは気持ちいいです。
アムステルダムから電車で15分ほど揺られると、Zaandamという町に着く。ザアアンダムと発音したいところだが、普通にザーンダムで良い。 緑の家が左右上下にいくつもくっついた不思議な建物がある町だ。 Zaandam。この町のことは2018年にInstagram で知った。 知らない誰かが投稿したこの不思議でヘンテコな家の写真をみた瞬間に、うわあぁぁ行ってみたい。と思った。 わたしは時々、そういった衝動に駆られる時があって、そう思ったらなかなか止められない。 オランダ買い付
アムステルダム中央駅を出て、目の前の運河にかかる橋を渡った。 たくさんの観光客と交差していくトラムと自転車の波にのみこまれそうになり、わたしはあわてて道の端に逃げた。 オランダは自転車に乗る住民がとても多く、自転車先進国として知られている。 歩道・車道に加え、主要な通りには自転車専用道が整備されている。ゆえに自転車の優位性もそれなりに認められていて、歩行者が自転車専用道に入りこんでしまったなら怒涛の勢いでチリンチリンされるし、本当に事故の危険があるので気をつけたほうがい
新千歳空港を出発して、羽田・香港と2回の乗り継ぎの末に、アムステルダムスキポール空港に着いたわたしはフラフラだった。 うっかり乗り継ぎ2回のフライトを予約してしまい、気づいた時には遅かった。そんなこと間違える?と思うかもしれないんだけど、本当は羽田を経由する予定はなく、新千歳ー香港ーアムステルダムで飛ぶ予定だった。間違えた理由はただぼーっとしていただけ。 今後行く先々で思い知ることになるが、わたしは肝心なところで詰めが甘い。 さて、ヨーロッパでヴィンテージアクセサリーの買
「ヴィンテージアクセサリーの買い付けに行きたいって思ってるんですよね」 交差点のはじっこで積もった雪を踏みつけながら、わたしは上司に告げた。 当時webデザイナーのかけ出しをしていたわたしは、くすぶっていた。 入社して1年もたたないうちに、先輩デザイナーもエンジニアも、みんな嘘みたいに辞めてしまった。 残されたのはわたしたった一人で、半ば自暴自棄になっていたのかもしれない。 1ヶ月も会社を休んでヨーロッパへ買い付けに行きたいだなんて、入社1年目の社員が言うことじゃな