体脂肪40%になって困ったのでパーソナルジムに通い始めた話し

56歳、身長164㎝、74Kg、体脂肪40%
なんでこんな酷い状態になったのか?
20代の頃は54Kgだったのに。

正直心当たりいくつもあるのだ。
まず出産。
1人目はかなり戻ったけど2人目はプラス5キロで落ちないままだった。
この頃よりウエストゴムの楽さに負ける。
デブ街道の一歩を歩み出す。

次に禁煙。
19歳から吸い始めたタバコ。
出産で一時的に辞めてたがまたもや吸い出した。
けど40半ばで時代は分煙が当たり前になりだした。
吸える場所を探すことにストレスを感じるようになる。

それならいっそ辞めてしまえと禁煙外来に通う。
タバコ依存症を断ち切るには禁煙の薬と何かを口に入れて紛らすしかなかったのだ!

それで食べ続けた結果プラ10Kg。
立派なデブになった。
禁煙して健康になった分と太って不健康になった分が相殺されたのでは?と正直複雑。

その後ちょこちょこと食事制限や苦手な運動をトライしてみてはすぐ挫折を繰り返し。

最後のプラス5Kgは仕事によるストレスで食べまくった。
責任の重い役職になり慣れない仕事で緊張もありヘトヘトになる。
朝は出勤時に高カロリーの菓子パンを買いパソコンの画面を見ながらムシャムシャ。
昼は残り物でら弁当を作る余裕がある時は持参したが、だんだんその元気も無くなりコンビニ弁当を喰らう。

どれだけ食べても脳がバグっているのかお腹いっぱいにならない。
寝る寸前までお菓子を食べ続けた。

最後は身体も心も限界を迎える。
新社長の理不尽さに我慢してもしゃあないとやっと気づいた。
最低3月かけて引き継ぎしろと言われたが法律ではそんなに必要ないと知り『来月で辞めます』と退職。

辞めたは良いが鬱状態に陥ってひたすらゴロゴロする日々。

半年ぐらいかかって何とか心身が回復してきた。
だが我に返って自分の姿に愕然としてしまう。
『おばあちゃんやん!!!』

顔色は黒ずみ、ほっぺた、二の腕、腹、足も全て脂肪を纏って垂れている。

「もう終わった。女の人生〜」

今更痩せたからってステキな恋が始まったりすることもないだろうが。

それ以前に。

歩くと膝が痛い。
ほとんど段差とも言えない様なわずかな段差でつまずく。
息が切れる。
尿漏れする。

せめて健康的な人間になりたい。
心からの叫び。

運動が好きでないのでそれならと食事の摂取カロリーを減らす事に。

半断食。
16時間ダイエット。
糖質制限が流行っているのでやってみた。
結構お腹空かせながらもがんばって
数ヶ月で5キロ痩せた!

やった〜と思って単身赴任中の夫が帰って来たときに報告する。
返ってきた返事が
「5キロぐらいじゃ分からんわ。
それに太ってても痩せても中身は同じ人なので気にしない。」

めちゃ腹立ちました!
嘘でも褒めろよ。せめて努力を認めろよ。

そしてアホらしくなって食べる量を戻した。
数ヶ月、あっと言う間にプラス5キロに。
見事に元の体重に戻ったのだ。
すごい復元力。

とうとう運動するしかないかと腹を括る。
しかも嫌いな筋トレに取り組むしかないと決意。

3年前、同い年の友人がライザップで10キロ痩せた。
彼女は昔からどちらか言うと痩せ型
だったし、今もそう太ってないのに。
なんでダイエット?と聞いた。  

同窓会に出た時の自分の写真がメリハリのないタラーンとした身体ですごい嫌になったそう。

彼女も運動は苦手なタイプ。
だが一念発起で大枚はたきライザップで6ヶ月でマイナス10キロ達成した。

運動苦手でもトレーナーさんが横で声掛けてくれるとキツイ筋トレでもがんばって限界まで達成できるねん。

引き締まった身体で自信も付いて生き生きとした表情の友人。
ずいぶん若返っていた。

やっぱり食事だけでは痩せれるとしても引き締まった身体にはならないんだな。と思ってはいた。

普通のジムに入会したところで初めだけで絶対もーいーわと行かなくなる自信がある。

ライザップは短期間で痩せる為、よほど気をつけないと後々リバウンドするらしい。

通いやすい家から近いパーソナルトレーニング受けられる場所を検索。
すると奇跡的に家から徒歩3分で自宅で教えてるトレーナーさん発見。
運命かも?
とにかく体験を申し込むことにした。

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