新しいものにとびついて歴史を顧みない君たちに未来などあるか
12年前の自分の今日のFBを見て、次のようなことが書いてありました。
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「コクリコ坂から」見ました!
「古いものを壊すことは、過去の記憶を捨てることと同じじゃないのか。
人が生きて死んでいった記憶を、ないがしろにするということじゃないのか。
新しいものばかりに飛びついて、歴史を顧みない君たちに未来などあるか」
さわやかで懐かしくて、見た後、温かくなる映画。成功していると思う。
特に一枚一枚のスチールは絵画のよう。
ぼくの生きた時代が映し出され、青春の素晴らしい時代だった過去を思い出し涙が出た。今の学生は子どもだとつくづく思う。
*************ここまで
宮崎駿はこの頃からずっと
「新しいものに飛びついて歴史を顧みない君たちに未来などあるか」
と言っています。
映画「君たちはどう生きるか」と対をなすこの問いは老害に陥った宮崎監督の炸裂する絞り出すようなパワーだと思いました。
「眞善美」ですよ。