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「なぜ?」という疑問を持ってはいけない世界

運転免許センターに寄って、国際免許証の書き換え再発行をしました。

「名前を筆記体で書いて」と言われ「書けますか」というので「書けます」と答えたのですが、「なぜ、筆記体なのですか?」と聞くと、その警察官ぽい男性の受付は、「なぜ?」と怪訝な顔つきをしました。

なぜ筆記体で書かねばならないのか、今は筆記体は習わないことを彼に言いましたが、結局わかりませんでした。

多分、今までにそんなことを聞かれたことは無いのでしょう。

「筆記体で書けなければ、ブロック体でもいいです。」と

「なぜ?」には答えられなかったのでした。

警察官みたいな人は「なぜ?」という疑問を持ってはいけない人種であって、「なぜ?」という僕のような常に疑問を持って自分で調査したり追求したりする人をまるでおかしなものでも見るような顔つきでした。

彼は、どこでそうなってしまったのか、小学生の時は

「なぜ・どうして?」という疑問を持つことを教育されてきたと思うのですが、ちょっと恐ろしい気がしました。

もし「1984」の世界のようになってしまったら、

「なぜ?」という疑問を持つことが「悪」になってしまうのでしょうね。
たまたまその方がそうだったんだと思いたいです。

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