学校の理科室を体験型に変えよう

僕がA小学校に勤務した時、理科主任になり、理科室の大改革をしました。

まずコンセプトは「静岡A小科学館」

理科準備室にご丁寧にしまってあった剥製とか
チョウや石の標本とか、全部、理科室に並べました。

説明を加えて、石などは「持ってごらん」と体験型の理科室にしました。
しまってあるだけで日の目を見ない備品が随分とありました。
備品台帳の廃棄備品がそのままあったので夏休みに大量に廃棄しました。

危険でなく触れるモノは「重さを測ってごらん」とか
プラネタリウムは天井から常時吊してすぐに星が見られるようにしました。

今まで一度も出されていない備品も数多くありました。

理科委員を昼休みには説明要員として配し、理科室を開放しました。

「A小科学館にようこそ!」という看板まで入り口に掲げました。

体験型理科室

備品をしまうのではなく、活用する。出しておく。

これをやらせてくれた校長先生には感謝していますし
退職されてもお付き合いをさせてもらいました。

失敗してもいいからまずはやってみる。

行動する。体験する。

子供たちの喜ぶ顔が印象に残っています。

体験こそ、学びなのです。

バーチャルは体験ではありません。
あくまで体験を補佐するものです。疑似体験と言います。
バーチャルが主になってはいけません。




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