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学校がもし完璧なら塾は要らない!?

僕は小学校教員を34年やってきてその後、塾を開きました。

そもそも学校と塾の関係って、いかがなものなのでしょう。

学校が子どもにとって必要なものを(知識、体験、自発性、協調性など)を
与えていれば、塾は必要ありません。

ところが、現実は全く違います。

学校に英語が導入されるとなれば、「キッズ・イングリッシュ」塾が
はやるし、プログラミングが導入されるとなれば「プログラミング教室」が
はやります。

学校に不登校の子がたくさんいれば、それを受け入れる
「フリースクール」がはやります。

「はやる」というと語弊があると思いますが、当たらずと言えども遠からずでは
ないでしょうか。

学校と塾は補完関係にあると言えますが、その状態とは正常なのでしょうか。

学校が誰にとっても居場所のある、ワクワクする場所であり
そこで全てが完結できるとすれば、(もちろん家庭との連携が必要)
英語塾もプログラミング塾もフリースクールも要らないわけです。

もし十分な金銭的支援や居場所のある家庭があれば、「子ども食堂」も「フードバンク」も
必要ありません。

つまり政策の不備を民間が補っているのです。

政策の不備。

塾もフリースクールも子ども食堂も政策の不備の産物。

ちょっと言い過ぎかもしれませんが、これらは日本が先進国として誇れることではないように思います。
公教育が目指すべきはこれらが無くなるように内容を変え、政策を変えていかねばならないと考えます。

学校と


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