小説が面白くても映画にしてはいけない小説があります
「蜜蜂と遠雷」を見ました。
文学作品の映画化は大抵こけます。代表的なのは「人間失格」や「ノルウェイの森」など。
小説で面白くてもそれが映像になるかというと
それは違います。
売れない映画はそこを勘違いしてしまいます。
映像と言葉のやりとりは全然面白さが違うのです。
「芸術映画」でわけわかんない、いつになったらわかりやすくなるのだろうと
いう映画は大抵監督の自己満足です。
これも最初はかったるくて、ちんたらちんたら、テンポなしなんだけれど
がまんして見ているとやっと第二選考会あたりから面白くなってきます。
僕なら最後は審査結果を出さない。
観客に委ねます。
もし、最後をカットしたら多分、様々盛り上がり、興行収入も2倍になっていたことでしょう。
ミャンマーヤンゴン出身の森崎ウィンが出ています。