遊具が消えたくましさが消えた
学校の教育目標から
「たくましい子」という言葉がなくなりました。
公園から遊具も消えました。
ボール遊びもできません。
田んぼでも遊べません。
結果、ゲームするしかないのです。
今の「新入社員は何かいうとすぐにシュンとなってしまう」
と言いますが「たくましさ」がないのです。
私が子どもの頃は回せん塔という遊具があり、
振り飛ばされても挑戦しました。
ヤマモモの木に登りシャツを真っ赤にしてほうばりました。
ブロックの上を歩いて隣のおじさんに怒られて逃げてきました。笑。
「たくましい子」になってほしい。
事故が起こると「管理責任」を問われるので
次々と過保護になって行きます。
消えていった遊具たち。
木登り。隠れ家遊び。
懐かしさで言っているのではなく
子供が本来持っている「危険に挑戦する逞しさ」を
養うためにはリスクのあるものを試させる方が良いと
思うからです。
2002年に「都市公園における遊具の安全確保に関する指針」(国土交通省)が出され、どんどん、遊具が撤去されて事故は減りました。
学校の遊具も同等です。
それと同時に「逞しさ」がどんどんなくなっていきました。
消えていった遊具たち。
悲しいかな。追いやった「たくましさ」は戻ってこない。